10-293「REDLINE」(日本)

何のために走るんだ? 
 はるか未来。抜群のドライビング・テクニックで草レースではほとんど負けなしのレーサー、JP。しかし、武器使用も認められている勝負の世界で、あくまで速さだけで戦い続けるJPのバカ正直な姿は、ともすれば揶揄の対象ともなっていた。
 そんな彼の憧れは、天才女性ドライバーのソノシー。いつか彼女を振り向かせたいと願いながらも、見た目に似合わぬシャイな純情ぶりで、ただ走りのみで己をアピールすることしかできずにいた。
 そんな中、宇宙最速を決める5年に一度の祭典<REDLINE>の予選に出場したJPだったが、相棒のメカニックの裏切りもあり本戦出場を逃してしまう。
 ところが、今回の開催地が悪名高い“ロボワールド”に決まったことから、出場を辞退する者が現われ、代わりにファン投票で選ばれたJPに千載一遇のチャンスが巡ってくるのだが。(「allcinema」より)

REDLINE - goo 映画

 CG全盛の時代にあって、手描きで仕上げたというアニメ。

 非常にカラフルな世界が描かれており、結局CGだろうが、手描きだろうが、映像としての美しさやポップな感じは関係ないんだな。

 はるか未来を舞台に、レースに出場するJPたちや、レースの会場となった惑星〝ロボワールド〟の軍隊との戦いなど、なかなかぶっ飛んだ内容が面白かった。

 〝REDLINE〟に出場するレーサーたちは車を改造、武器も搭載してレースに挑むが、JPだけはチューンアップした改造車で挑み、走りのみで勝負するため、その速さは認められるものの、揶揄の対象ともなっている。

 そんなJPが、ルール無用のレースに出場し、スカッとするようなレースをすることを期待し、それと天才女性ドライバーで、周囲に関係なく、ただ走ることに突き進むソノシーとの関係がどうなるのやら。

 一応レーサーたちが登場するが、レースメインという展開でもなくて、主人公のJPぐらいが速さに執着している感じで、あとはレースをするというよりもバトルに参加するという様相だったな。

 しかもマシンと一体化しているキャラまで登場。
 人間らしいキャラから、何か生物らしいもの。そしてマシンっぽいキャラまで登場し、いかにも未来の設定であるが、そのキャラも個性的で面白かった。

 クライマックスのレースは、やっぱりレースというよりバトルだったな。

 生物兵器らしきものまで登場し、ストーリー自体もぶっ飛んでいたな。

 全体的にカラフルな色合いで、ポップというのもいかにもアニメらしいものであったし、セクシーな雰囲気を醸し出していた部分も良かったな。

 こう考えると、やっぱり大人向けのアニメなんだろうな。
 アニメだし、未来を設定としているので、あまりリアル感云々という作品でもないので、その世界観を楽しむ作品だろう。

 この作品で注目していた、というか心配していたのは、主人公のJPの声をキムタクが担当するということ。

 これまでの演技からどうなのかな? と思っていたが、意外と本作ではそれ程違和感がなかったな。
 JPがそれ程感情を顕わにするキャラでもなかったところが良かったのかな。

 逆にJPのメカニック役のフリスビーの声を担当した浅野忠信のい方がちょっと微妙だったかな。

 JPが惚れる女性レーサー、ソノシーの声にあたったのは蒼井優。
 「鉄コン筋クリート」でも声優をしていたが、彼女とは判らぬ感じで、役にうまくはまっていたな。

 なかなかぶっ飛んだ内容で面白いアニメだった一本。
 レースものを期待すると、ちょっと肩透かしかも。

+/5

監督:小池健
声の出演:木村拓哉、蒼井優、浅野忠信、我修院達也、津田寛治、AKEMI、岡田義徳
       森下能幸、青野武、石塚運昇、石井康嗣、堀内賢雄、廣田行生、三宅健太、チョー
於:池袋テアトルダイヤ
REDLINE オリジナルサウンドトラック
good-beat.com
2010-10-06
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    Excerpt: 10年/日本/102分/SFカー・アクション/劇場公開 監督:小池健 アニメーション制作:マッドハウス 原作:石井克人 脚本:石井克人 音響監督:石井克人 声の出演:木村拓哉、蒼井優、浅野忠信、我.. Weblog: 銀幕大帝α racked: 2011-08-13 16:10
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