10-233「10億」(韓国)

人は皆、恐怖の中で生きている
 優勝賞金10億ウォン。正体不明のインターネット放送局ディレクター、チャンが主催する7日間のサバイバル・ゲームに、年齢も職業も異なる8人の男女が招待された。参加者たちはそのゲームの目的も知らされないまま、1日1名ずつが脱落するというルールの下、熾烈なゲームを開始。
 やがて彼らは、脱落者を平然と殺すチャンを目の当たりにし、これが生きるか死ぬかのサバイバル・ゲームであることを知るのだった。(作品資料より)

10億 - goo 映画

 優勝賞金が10億というサバイバル・ゲームに参加した男女8人が、本当にサバイバルを繰り広げるシチュエーション・スリラー。

 「亀、走る」「アラン -阿娘-」「イテウォン殺人事件」に続いて鑑賞した「韓流シネマ・フェスティバル2010 ~新しい風~」の一本。

 こういう見知らぬ男女が集まり、決死のサバイバルを行うという設定は最近多くて、必ずしも新しい話というわけでもない感じ。

 彼らを集め、何故彼らを追い詰めるのか、という謎が出てくるが、本作の場合、集めた人間はすぐに判るし、脱落者に対して死をもたらすのも早々に目の前で行うので、ミステリアスな緊張感は少なかったかな。

 ここで興味惹かれるのは、このゲームを主催したチャンPDは、何故彼らを集めて、このようなサバイバルを行わせるのか、ということ。

 果たして集められた8人の男女のうち、誰が最後まで生き残るのか、もしくは皆死んでしまうのか、というところにももちろん興味惹かれる。

 まあこの人物は最後まで生き残って、クライマックスを迎えるだろうと予想できる人物はいるかな。

 あまり韓国の俳優は知らない、と以前に書いたが、参加者の一人、チョ・ユジンを演じたシン・ミナは、幾つかの作品に出演しているのを知っていたので、やっぱり主役級なんだろうと予想できる。

 途中生き残った者の中で、恋愛に走ったり、裏切りがあったりするのも、何となく予想できる展開ではあったが、やっぱりこのゲームは何故行われたのか、というところに興味惹かれて、最後まで観ることはできた。

 最後に明かされた理由は、正直逆恨みのような気がしないでもないが、最近の社会を反映したものかもしれないな。

 ゲームを行った理由もさることながら、ラストも何ともやるせない気分にさせてくれる。

 シン・ミナの他には知っていると言える俳優はいなかったが、同じく参加者のハン・ギテを演じたパク・ヘイルは、どことなく谷原章介に似ていたな。

 それに、ゲームの主催者・チャンPDを演じたパク・ヒスンは、イ・ビョンホンによく似ていたな。似ていることを別にしてもなかなか渋い役柄だった。

/5

監督:チョ・ミノ
出演:パク・ヘイル、パク・ヒスン、シン・ミナ、イ・ミンギ、チョン・ユミ
於:シネマート新宿
10億 [DVD]
アミューズソフトエンタテインメント
2011-06-24


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  • 10億/パク・ヘイル、パク・ヒスン、シン・ミナ

    Excerpt: 『強敵』のチョ・ミノ監督の第4作目は優勝賞金10億ウォンを巡って8人の男女が生死を賭けての熾烈な争いを繰り広げるサバイバル・ゲームを描いたサスペンス・スリラーです。主演は『 ... Weblog: カノンな日々 racked: 2010-11-27 17:20
  • 10億

    Excerpt: A MILLION/09年/韓国/114分/サスペンス・スリラー/劇場公開 監督:チョ・ミノ 脚本:チョ・ミノ 出演:パク・ヘイル、パク・ヒスン、シン・ミナ、イ・ミンギ <ストーリー> 優勝賞金.. Weblog: 銀幕大帝α racked: 2011-08-07 00:28