10-179「ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション」(アメリカ)

血の味を知った犬
 ある日、ロシア首相の子供たちが誘拐される事件が発生。実行犯は、なんと新世代のユニソル“NGU”(ネクスト・ジェネレーション・ユニバーサル・ソルジャー)だった。黒幕であるチェチェン民族主義の過激派トポフは封鎖されたチェルノブイリ原発跡地を占拠し、放射能の飛散を盾に仲間の解放と独立を要求する。
 これに対し、アメリカから4人の旧世代ユニソルが送り込まれるが、新世代ユニソルには全く歯が立たない。そこで、普通の生活を送るべくリハビリ中だったユニソル最強兵士リュックが強制的に呼び戻される。
 再び覚醒した彼は敵を次々となぎ倒し、中枢へと迫っていく。だがその行く手には、冷凍保存から覚めた宿敵スコットが待ち受けていた。(「allcinema」より)

ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション - goo 映画

 1992年に製作された「ユニバーサル・ソルジャー」の続編。
 「ユニバーサル・ソルジャーⅡ」「ユニバーサル・ソルジャーⅢ」という作品も作られたようだが、本作が正統なる続編ということらしい。
 しかし、前作も類似作も未見。

 ということで、〝ユニバーサル・ソルジャー〟が一体どういうものかはよく判らなかったが、軍が極秘実験で作り上げた戦闘兵士のような感じかな。

 でも、特別に体が改造されて、武器が飛び出したりするわけでもなく、基本的には体のみで闘っていく。

 痛みは感じないなどの操作はされているようだが、致命傷を負うと死んでしまうみたいだな。

 舞台はロシアで、チェチェン民族主義のテロリストがロシア首相の息子を誘拐、しかもチェルノブイリの原発を占拠してしまう。

 そして彼らを守るのが、〝NGU(ネクスト・ジェネレーション・ユニバーサル・ソルジャー)〟

 NGUを倒すために呼び戻されたのが、ジャン=クロード・ヴァン・ダム演じる旧世代ユニソル・リュック。

 リュックはどうやらセラピーらしいものを受けて、日常生活に溶け込もうとしているようだが、闘いの場に呼び戻されてしまう。
 
 そして、リュックの前に現れるのが、ドルフ・ラングレン演じる宿敵・スコット。

 このスコットも少し心に変化を起こしており、単純に闘いだけでなく、リュックとスコットに何かしらドラマ的なものが展開するのか、と思ったが、そのあたりはあっさりスルーされてしまっていたな。

 それにしても、体を鍛えているかもしれないが、ヴァン・ダムもドルフ・ラングレンも歳とったなという印象。

 結局、空手選手権チャンピオンであったヴァン・ダムに、極真空手の黒帯を持つドルフ・ラングレン、そして元UFCのチャンピオンであるアンドレイ・〝ザ・ピットブル〟・アルロフスキーという3人の格闘シーンを見せられるだけという感じのものだった。

 「カプリコン・1」や「ヤング・ブラッド」の監督のピーター・ハイアムズが製作にあたっているが、監督はその息子であるジョン・ハイアムズ。

 どうやらこれまで格闘技系のドキュメンタリーを撮っていた人らしく、確かにCGなどを使わないガチ・アクションではあったが、ドラマ部分はほとんど活かせていなかったという印象に終わったな。

 話自体にもそれ程キレのようなものが感じられず、アクション重視のB級作品という感じであった。

/5

監督:ジョン・ハイアムズ
出演:ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ドルフ・ラングレン、アンドレイ・〝ザ・ピットブル〟・アルロフスキー
    ザハリー・バハロフ、マイク・パイル、コーリイ・ジョンソン、ギャリー・クーパー
於:シネマート新宿


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