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zoom RSS 10-193「ハロルドとモード 少年は虹を渡る」(アメリカ)

<<   作成日時 : 2010/08/19 00:52   >>

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百万のものには、百万のやり方がある
 大金持ちの母親と2人で邸宅に住んでいる19歳のハロルド。首を吊ったり、血の海に浸ったりして、自殺の真似ごとをするが、母親は彼に関心を示さない。黒い喪服に身を包んで愛車の霊柩車に乗り、見知らぬ人の葬式に出席するのが、彼の日課だ。
 ある日、自分と同じように他人の葬式に出席している老婆に気づく。79歳のモードはいたずら好きで、驚くほどエネルギッシュだった。やがてハロルドは歳の差を超え、彼女に惹かれていく。(「goo映画」より)

ハロルドとモード/少年は虹を渡る ニュープリント版 - goo 映画

 「バード★シット」に続いて新宿武蔵野館90周年記念として企画されたZiggy Films '70s(70年代アメリカ映画伝説)≠フ一本。

 こちらは1971年製作で、監督はハル・アシュビー。

 自殺願望のある少年・ハロルドが、御歳79歳となる老女・モードと出逢い、彼女の活力に惹かれていき、生きることへと心が変化していく姿を描くロマンティック・コメディ。

 冒頭少年が部屋の中で首を吊るシーンから始まるが、その部屋に入ってきた母親は全く驚かない。
 どうやら少年はいつも自殺の真似事ばかりをしているようで、母親も呆れているようである。

 少年・ハロルドの趣味が他人の葬式に参列することに、マイ・カーは霊柩車。
 裕福な家に育ちながら、生への意欲がなく、死にとり憑かれている姿は、何となく思春期の少年にありがちな設定かな、とは思う。

 そんなハロルドが、活力にあふれている老女・モードに出逢うことによって、心に変化が起こっていく。

 何となくストーリーを追っていくと、ズシリと重いヒューマン・ドラマかと思うが、全くそんな感じはなくて、全編コミカルな雰囲気で包まれている。

 ハロルドが起こす擬似自殺などによるドタバタ感や、モードが起こす行動がユーモアに満ちている。

 ハロルドが通っている精神科医との会話が、ちょっとしたシニカルな笑いにもなっている。

 これまでに会ったことのない魅力を持つモードに惹かれていくハロルドの気持ちは判らなくもないのだが、この二人の関係が、おそらく観ている方が思いもよらぬ展開となっていく。

 先にロマンティック・コメディと書いているので、そこから予想できるとは思うのだが、さすがに観ていて、どうなんだろう? という気にはさせられるが、二人を見ていると爽やかな気分にもなれるので、作品の雰囲気も踏まえて、アリかな。

 ハロルドは最初登場した時、10代半ばの少年かな、と思ったのだが、話が進んでいくうちにその姿を見ていると、もう少し上の感じがしてくる。

 一応設定では19歳ということだったが、見たことある役者だな、と思っていたら、「バード★シット」の主役・ブルースターを演じていたバッド・コートであった。
 本当に童顔だな。

 全編ユーモアであふれ、19歳の少年と79歳の老女の姿も爽やかで、雰囲気も話の展開も興味尽きない作品であった。
 
 カルト・ムービーとして、人気の一作ということらしい。

/5

監督:ハル・アシュビー
出演:バッド・コート、ルース・ゴードン、シリル・キューザック
    チャールズ・タイナー、エレン・ギア、ヴィヴィアン・ピックルズ、エリック・クリスマス
於:新宿武蔵野館
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