10-149「リアル鬼ごっこ2」(日本)

またまた佐藤さん、逃げてください
 現実世界で連続する“佐藤”姓の人間の怪死の原因は、パラレルワールドで行われていた全国の佐藤さん強制参加による殺人ゲーム“リアル鬼ごっこ”にあった。
 このパラレルワールドでの危機を生き延びた佐藤翼だったが、再び別のパラレルワールドに飛ばされてしまう。そこでも、謎の独裁者の支配により、佐藤さんは奴隷として迫害を受けていた。やがて、妹の愛や幼なじみの洋たちとレジスタンス活動に身を投じる翼。
 そんな時、新たな“リアル鬼ごっこ”が始まってしまう。そして、鬼から必死に逃げ回る中、翼だけが突然“現実世界”に戻ってくる。ほっとしたのも束の間、なんと鬼たちも一緒に来ていたのだった。
 翼は、まったく事情を呑み込めないこの世界の愛や洋たちを必死に説得しながら、再び命がけのサバイバルを開始するが。(「allcinema」より)

リアル鬼ごっこ2 - goo 映画

 山田悠介の大ヒット小説を映画化した「リアル鬼ごっこ」に続く第2弾。
 
 前作のラストで、違うパラレル・ワールドに飛ばされてしまった石田卓也演じる佐藤翼だが、どうやらその世界での話が本作で続きとして描かれているようである。

 違う話ではなく、純粋な続編であるが、主演の石田卓也はそのままであるが、翼の妹である佐藤愛が谷村美月から吉永淳に、翼の友人・佐藤洋が大東俊介から三浦翔平に変わっている。

 しかし、佐藤美沙を演じた渡辺奈緒子は前作にも出演していたらしいのだが、正直憶えていないな。同じ役柄だったのかな?

 パラレル・ワールドでは、相変わらず佐藤姓に対する〝鬼ごっこ〟が行われており、翼は愛たちと共にレジスタンスとして闘っていたが、ある瞬間元の世界に戻る。

 しかし、佐藤を捕まえる鬼たちも一緒にやって来てしまい、元の世界でも鬼ごっこが繰り広げられる。

 佐藤を捕まえ、その場で処分することを命令付けられている鬼たちだが、翼たちを追っかけている間に他にも佐藤に遭遇すると思われるのだが、餌食となったのは男性看護士一人だけだったな。

 と言うか、佐藤を追っかけるのなら、翼たちだけではなく、多くの佐藤を追っかけてしかるべきだとは思うのだが、翼や愛ばかりを追いかけるのには、何か理由があったかな?

 佐藤に対する鬼ごっこを仕掛けた人物の理由はちょっと面白かったが、あまり理由は重要でもなかったな。
 それに前作と比べると王様としての存在感は弱かったかな、という印象。

 翼をパラレル・ワールドへ飛ばしたり、鬼たちを飛ばしたりする力を持っていた愛だが、その力が弱まっていく。
 そのため、この鬼ごっこを終わらせるために、運命を切り開くために翼が行動する。

 どんな風にこの鬼ごっこを終わらせるのだろう? と思っていたのだが、決着自体はちょっと偶然すぎるかな。笑いも起きてしまっていたし。

 やや緊迫感も弱かったという印象ではあったし、鬼ごっこの設定自体も前作ほど衝撃的な感じではなかったな。
 前作は結構グロテスクなシーンなどもあったのだが、本作はそういうシーンはなくて、おとなしめだったな。

 そのためだけではないだろうが、全体的にはやや物足りなさが残った作品。

 ラストはやっぱりそう来たか、という展開で、続編をまた作ろうと思えば作れるのだろうが、今度はそんな世界で鬼ごっこするのか?

-/5

監督:柴田一成
出演:石田卓也、吉永淳、三浦翔平、蕨野友也、内野謙太、草野イニ
    山崎将平、中村育二、滝藤賢一、霧島れいか、渡辺奈緒子、永島敏行
於:シネマサンシャイン池袋
オリジナル・サウンドトラック「リアル鬼ごっこ2」
ジェネオン・ユニバーサル
2010-05-26
サントラ

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ商品ポータルで情報を見る


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • リアル鬼ごっこ2

    Excerpt: 山田悠介の同名ベストセラーを原作に映画化した『リアル鬼ごっこ』の続編。 前作、パラレルワールドでのリアル鬼ごっこから生還した主人公が別の パラレルワールドに飛ばされて、そこでも鬼に追いかけられるこ.. Weblog: だらだら無気力ブログ racked: 2010-06-21 01:13
  • リアル鬼ごっこ2

    Excerpt: 前作の続編というよりそれこそパラレルワールド的な展開。 パート1でのおさらいとしてパラレルワールドで佐藤さんが鬼によって 追いかけら�... Weblog: 単館系 racked: 2010-06-30 23:25