10-121「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」(日本)

5分だけ、スッキリさせてよ
 西暦2025年、ゼブラシティ。そこでは、犯罪抑止に効果があるとして、新都知事によって朝夕の5分間だけ無法地帯と化すゼブラタイムという制度が導入されていた。
 ある日、ゼブラタイム中に突然路上で目覚めた市川新市は、警官(ゼブラポリス)に追われた末、拳銃で胸を撃ち抜かれてしまう。倒れた新市は、抵抗組織“白馬の家”に助けられる。組織のリーダー、浅野は、偶然にも15年前の新市の教え子だった。しかし新市は、ゼブラーマンはおろか、15年間の記憶を完全に失っていた。
 一方、都知事の娘ユイはスーパーアイドル“ゼブラクイーン”として活躍するかたわら、恐るべき野望実現のため行動を開始する。(「allcinema」より)

ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲- - goo 映画

 哀川翔主演100本目の作品として宣伝されていた「ゼブラーマン」

 その続編として作られたのが本作であるが、前作は観逃してしまったので、哀川翔演じる市川新市=ゼブラーマンの設定が今ひとつ判らなかったのが難点ではあったが、とりあえず本作は、それから15年後を描いており、ゼブラーマンである市川新市は記憶を喪失しているという設定から始まる。

 いかにも三池崇史監督らしい作品だな、という印象だけが残ったな。

 ゼブラーマンと敵対する役柄でゼブラクイーン=相原ユイが登場する。

 演じるは「時をかける少女」で好感度急上昇の仲里依紗であるが、本作では打って変わっての悪の権化を表象化したようなキャラクター。

 露出度高い黒のコスチュームに身を包んだ姿がほぼ全編に渡って披露されているが、昨年公開された、同じく三池崇史監督の「ヤッターマン」のドロンジョさまを彷彿とさせる。

 「ヤッターマン」もファミリー向けのようであって、実はアニメを観ていた世代であるオヤジ向けの、ちょっとエッチな内容の作品だったが、本作もゼブラークイーンを中心に、結構エッチな雰囲気ふんぷんの作品だったな。

 時折挟み込まれるギャグもどちらかと言えば、大人向け。

 善と悪を表したような白と黒のゼブラーマンとゼブラクイーンの対称を中心としたストーリーであるが、ゼブラクイーンの誕生秘話には、阿部力演じる新実ならずとも、ちょっと驚かされる話。

 クライマックスは、この白と黒、ゼブラーマンとゼブラクイーンの対決かと思いきや、戦う相手は別であった。
 
 それにしても、白と黒の関係も含めて、ちょっと判りにくい、まどろっこしいストーリー展開だったな。

 ヒーローものではあるが、完全なる勧善懲悪という雰囲気でもないし、ヒーローとしての宿命を背負って、最後に高揚した気分で戦いに挑むような感じでもなかったかな。

 必ずしも市川新市=ゼブラーマンが格好いいというわけでもなく、最後の戦い後の姿は驚きと苦笑に溢れる感じである。

 前作を観ていないので、よく判らないが、人間くさいヒーローを描いているということか。
 人間のようで、銃弾撃ち込まれても死なないという不思議なところもあり、そこのあたり、前作を観ていないので、ハッキリしなかったな。

 正直、田中直樹演じる市場純平が、よく口にしていた「エロいよねぇ~」という部分以外は、ちょっと物足りない感じのした作品であったな。

 仲里依紗は「時をかける少女」とは違った意味で、人気が上昇したかもしれないな。

-/5

監督:三池崇史
出演:哀川翔、仲里依紗、阿部力、井上正大、田中直樹、ガダルカナル・タカ、永野芽郁、中野英雄、六平直政
    木下ほうか、マメ山田、水樹奈々、波岡一喜、前田健、スザンヌ、生瀬勝久、稲生美紀、レスリー・キー
於:丸の内TOEI


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