10-58「コララインとボタンの魔女 3D」(アメリカ)
小さな扉を通っちゃダメ
ピンク色の古いアパートに引っ越してきたばかりの少女コラライン。まだ友だちも出来ず、忙しい両親はまったく構ってくれない。
すっかり退屈していたコララインは、ある日家の中で不思議な扉を発見する。そして、その扉を通り抜けた先でコララインが目にしたのは、今までと変わらない家の中。
しかし、何かが少しずつ違う。しかも、そのどれもが現実の世界よりも素晴らしくなっていた。優しいママとパパの目がボタンで出来ている以外は。すっかりこの不思議な世界に魅了されてしまうコララインだったが。(「allcinema」より)
コララインとボタンの魔女3D - goo 映画
ニール・ゲイマンの児童文学を「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のヘンリー・セリックが映画化。
「ナイトメアー~」と同じくストップモーションアニメにて製作。更に3D映像。
榮倉奈々や劇団ひとりが吹替えを担当した吹替版の上映が多数を占めているが、相変わらず字幕派の私は字幕で上映している劇場を探し、何とか近場で見つけての鑑賞。
「ナイトメアー~」も実は観たことがなかったのだが、本作についてはダーク・ファンタジーらしいことを言っていたので、そこのあたりを興味を持って鑑賞した。
現状に不満を持つ子供が、自分にとって楽しい世界を発見する。
とても魅力的な世界であったが、次第に恐ろしい秘密が明らかになり、元の世界へ戻ることを願うのだが。
正直、淡々とした感じで、特に前半から中盤のあたりは、ちょっと退屈な感じもあったな。
後半、クライマックスあたりになって、少し面白くなったが、全体的には今ひとつだったかな。
恐らく製作が大変なんだろうな、と思うストップモーションアニメの映像は興味深かったし、キャラクター造型も変わっていて、ちょっと人形劇のような雰囲気があったな。
コララインが、小さな扉を通って行く、パノラマ・ワールドらしき世界での出来事は、いかにもファンタジックで、それなりに惹きつけられるものはある。
話としては、ちょっと「かいじゅうたちのいるところ」に似ているのかな。
ママやパパに相手にしてもらえないコララインが、別の世界のママやパパに惹かれ、それにとても楽しい数々の出来事に遭遇する。
帰りたいとなったきっかけは違うかもしれないが、子供の気持ちは一緒かもしれない。
「かいじゅうたちのいるところ」のマックスよりコララインの方が大人びた感じはするが、言ってもこちらはアニメだからな。
「かいじゅうたち~」も本作も児童書の映画化。「かいじゅうたち~」も今ひとつに感じたが、自分にとって、児童書の映画化作品は合わないのかな?
3D映像も、これまでのアニメの3Dとそれ程変わらぬ感じで、とりわけ凄いなという映像はなかったかな。

/5
監督:ヘンリー・セリック
声の出演:ダコタ・ファニング、テリー・ハッチャー、ジョン・ホッジマン、イアン・マクシェーン
ドーン・フレンチ、ジェニファー・ソーンダース、キース・デヴィッド、ロバート・ベイリー・Jr
於:TOHOシネマズ六本木ヒルズ
ピンク色の古いアパートに引っ越してきたばかりの少女コラライン。まだ友だちも出来ず、忙しい両親はまったく構ってくれない。
すっかり退屈していたコララインは、ある日家の中で不思議な扉を発見する。そして、その扉を通り抜けた先でコララインが目にしたのは、今までと変わらない家の中。
しかし、何かが少しずつ違う。しかも、そのどれもが現実の世界よりも素晴らしくなっていた。優しいママとパパの目がボタンで出来ている以外は。すっかりこの不思議な世界に魅了されてしまうコララインだったが。(「allcinema」より)
コララインとボタンの魔女3D - goo 映画
ニール・ゲイマンの児童文学を「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」のヘンリー・セリックが映画化。
「ナイトメアー~」と同じくストップモーションアニメにて製作。更に3D映像。
榮倉奈々や劇団ひとりが吹替えを担当した吹替版の上映が多数を占めているが、相変わらず字幕派の私は字幕で上映している劇場を探し、何とか近場で見つけての鑑賞。
「ナイトメアー~」も実は観たことがなかったのだが、本作についてはダーク・ファンタジーらしいことを言っていたので、そこのあたりを興味を持って鑑賞した。
現状に不満を持つ子供が、自分にとって楽しい世界を発見する。
とても魅力的な世界であったが、次第に恐ろしい秘密が明らかになり、元の世界へ戻ることを願うのだが。
正直、淡々とした感じで、特に前半から中盤のあたりは、ちょっと退屈な感じもあったな。
後半、クライマックスあたりになって、少し面白くなったが、全体的には今ひとつだったかな。
恐らく製作が大変なんだろうな、と思うストップモーションアニメの映像は興味深かったし、キャラクター造型も変わっていて、ちょっと人形劇のような雰囲気があったな。
コララインが、小さな扉を通って行く、パノラマ・ワールドらしき世界での出来事は、いかにもファンタジックで、それなりに惹きつけられるものはある。
話としては、ちょっと「かいじゅうたちのいるところ」に似ているのかな。
ママやパパに相手にしてもらえないコララインが、別の世界のママやパパに惹かれ、それにとても楽しい数々の出来事に遭遇する。
帰りたいとなったきっかけは違うかもしれないが、子供の気持ちは一緒かもしれない。
「かいじゅうたちのいるところ」のマックスよりコララインの方が大人びた感じはするが、言ってもこちらはアニメだからな。
「かいじゅうたち~」も本作も児童書の映画化。「かいじゅうたち~」も今ひとつに感じたが、自分にとって、児童書の映画化作品は合わないのかな?
3D映像も、これまでのアニメの3Dとそれ程変わらぬ感じで、とりわけ凄いなという映像はなかったかな。


監督:ヘンリー・セリック
声の出演:ダコタ・ファニング、テリー・ハッチャー、ジョン・ホッジマン、イアン・マクシェーン
ドーン・フレンチ、ジェニファー・ソーンダース、キース・デヴィッド、ロバート・ベイリー・Jr
於:TOHOシネマズ六本木ヒルズ
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