10-46「きょーれつ!もーれつ!! 古代少女ドグちゃんまつり」(日本)

スペシャル・ムービー・エディション
2分間休憩
 土偶の神様「ドグちゃん」が土偶の相棒ドキゴローとともに、現代によみがえった妖怪たちを退治しながら社会の悪と戦い、ひきこもり少年・誠の心を開いていく。(「作品資料」より)

きょーれつ!もーれつ!!古代少女ドグちゃん まつり! スペシャル・ムービー・エディション - goo 映画

 地方TV局の深夜枠で放送され、その人気によって全国まで噂が広まったという12話完結のドラマ「古代少女ドグちゃん」 
 人気グラビア・アイドルである谷澤恵里香がドグちゃんに扮して、妖怪たちを倒しながら、彼女を1万年の眠りから目覚めさせ、強引に下僕にさせられた引きこもり少年だった杉原誠との淡い恋なども描いている。

 ドグちゃんは土偶の神様で、土偶のドキゴローが相棒であったり。
 そして出てくる妖怪は基本的には被りモノで出てくる。
 特撮コスプレ・ヒロインものの、ちょっとチープな感じかな。

 スタッフが、監督・井口昇、特殊造型・西村喜廣、VFXアドバイザー、鹿角剛司のチームで、あの「片腕マシンガール」「ロボゲイシャ」などを手掛けたチームなのだが、本作は凄惨なシーンは全く無く、谷澤恵里香の健康的なお色気とちょっとした笑いですませている。

 最初、ドグちゃんのノリとテンションに付いていけないかな、と思ったのだが、妖怪が登場したりしてくるとそれなりに楽しめたな。

 妖怪〝まぶたの母〟のエピソードは、不覚にもちょっとホロッとさせられてしまった。

 本作は、谷澤恵里香演じるドグちゃんのナビゲートで、TV編の総括のような感じで話が進んでいくのだが、先に確認した上映時間の割には、早く話が完結する。

 もう、終わりか? と思ったら、ここで、2分間休憩。

 「古代少女ドグちゃん」を製作するにあたって、パイロット版をスポンサーにプレゼンしたようだが、そのパイロット版を本編の後に上映。

 オープニング・ロールが「ウルトラマン」の影絵のパロディであることがすぐに判明。

 しかもこのパイロット版の監督が西村喜廣ということで、本編のドグちゃんとは打って変わっての別ドグちゃんである。
 
 まず誠を「片腕マシンガール」に出演していた石川ゆうやが演じ、設定が中年の男。
 ドキゴローを「ロボゲイシャ」の斎藤工が演じていて、本編の土偶から見た目人間になっている。

 そして主演のドグちゃんを演じたのが、これまた「片腕マシンガール」に出ていた亜紗美。
 谷澤恵里香版ドグちゃんとは正反対のようなキャラである。

 もちろん作品は西村ワールド全開で、長澤つぐみなどのセクシー・タレントを擁して、エロスを醸し出しながら、血飛沫飛ぶは、体に穴が空くわ、そして妖怪の体からも緑の液体がビュンビュン、ドロドロ。

 同じドグちゃんでも全く違う作品である。

 このパイロット版を観たスポンサーたちは、「これではダメだろう」ということで、謎の美少女役でチラリと出演していた谷澤恵里香をドグちゃんに配して、本編が出来上がったということらしい。

 でも、このパイロット版って、本当に企画段階の作品なのかな? どう見ても本編ドグちゃんのパロディ版にしか見えなかったな。

 個人的にはこのパイロット版の方が好みだし、このパイロット版が観られたのは、思わぬ拾い物だったな。

 本編もパイロット版も途中CMが入るのだが、これは「東京残酷警察」と同じだが、何ともブラックなCMばかり。

 本編もまあ面白かったが、パイロット版の強烈さにちょっと影薄れてしまったかな。
 谷澤恵里香のドグちゃんが好きな人には反感買いそうではあるが。

+/5

監督:井口昇
出演:谷澤恵里香、窪田正孝、桐島里菜、柄本時生、ソニン、斉藤由貴、上川隆也
於:シネマート新宿


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