09-315「携帯彼氏」(日本)

俺のこと、無視すんなよ
 巷では女子高生の間に“携帯彼氏”という恋愛シミュレーションゲームが大流行していた。好みの“彼氏”をアバター感覚でダウンロードして、毎日メールのやりとりをすると、親密度によってポイント(ラブゲージ)が増減していくというもの。赤外線通信で彼氏の交換なども可能で、擬似恋愛をよりリアルに楽しめるようになっていた。
 ところが、その携帯彼氏にハマっていた女子高生・真由美が“彼氏に殺される…”という謎の言葉を残して自殺する。同級生の里美と由香は真由美の死の真相を突き止めるべく携帯彼氏のことを調べ始める。
 やがて2人は、“ラブゲージが0か100になるとプレイヤーは死ぬ”という噂に辿り着くが。(「allcinema」より)

携帯彼氏 - goo 映画

 「恋空」「赤い糸」と同じくケータイ小説を原作とした映画化作品。

 一応サスペンス・ホラーということになっているが、ケータイ小説が原作だし、女子高生が主人公ということで、どちらかと言うと、その主人公の上野里美の年上の男性への恋慕を中心とした恋愛ストーリーが中心になるのだろうな、と思っていた。

 実際は意外とホラー要素の強い作品だったな。

 女子高生の間で流行っている〝携帯彼氏〟という恋愛シミュレーションゲームで、ラブゲージが0か100%になると死ぬ、という都市伝説のような話を中心に、その謎を解明しようとする里美の姿が描かれている。

 ホラーと言っても、それ程怖い映像とかシーンがあるようには受けなかったので、迫り来る死の恐怖に脅える姿を描いた、サスペンス色の方が強かったかな。

 もちろん里美が思いを寄せ、1年前に火事で亡くなった先輩・高原直人も、この〝携帯彼氏〟に絡んでくる。

 死が迫ってくるという設定自体はなかなか面白いのだが、結局何故、ケーカレがそのような行為に及ぶのか、その理由というのは、今ひとつはっきりしなかったかな。

 一応原因となったものを断ち切るという結末ではあったが、あまり納得のいくようなものでもなかった。
 結局死に至る理由など、そのあたりは今ひとつよく判らなかった。

 最初は〝携帯彼氏〟の噂など信じていなかった、小木茂光演じる五十嵐刑事が、いかに目の前でその事態を目撃したからといって、そう簡単に信じて、里美の指示で行動するというのもちょっと不思議な感じがする。

 まあ基本的にあり得ない設定のストーリーだから細かいことは気にしていてもしょうがないのだろうが、あまり感心するようなところは少なかった作品だったな。

 高原直人役の石黒英雄は「激情版 エリートヤンキー三郎」に主演していたので、見たことはあるが、CMで活躍中らしい里美役の川島海荷など、その他注目の若手俳優、モデルらが出演しているらしいが、知らない人ばかりだったな。

 ところで、原作には「携帯彼氏」の他に「携帯彼女」というのもあるらしいが、もしかするとそれも映画化されるかも?
 
 ラストはそれらしきことを匂わせての終わりだった。

+/5

監督:船曳真珠
出演:川島海荷、朝倉あき、石黒英雄、大西結花、星野真里、小木茂光、落合扶樹
    桑江咲菜、前田希美、植原卓也、橋本淳、岡田光、安井レイ、久松郁美、篠原愛美
於:池袋テアトルダイヤ画像

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