09-299「ワイルド・スピード MAX」(アメリカ)
もう逃げるのはやめた
LAでトレーラー強奪事件を繰り返し、指名手配された凄腕のドライバー、ドミニクは、逃亡先のドミニカ共和国でも恋人レティらと共に輸送車の強奪を続けていた。だがやがて、捜査当局の追跡を察知すると、レティに累が及ぶことを恐れて彼女のもとを去る。
そんな中、LAで暮らす妹のミアから衝撃的な知らせを受ける。そしてドミニクは、ある人物への復讐を誓い、LAに舞い戻ってくるのだった。
一方、FBI捜査官となったブライアンは、凶悪な麻薬組織を追っていた。こうして、ドミニクがニトロを搭載した改造車の所有者が復讐相手であることを突き止めたところへブライアンも鉢合わせ、2人は数年ぶりに再会する。その所有者はブライアンの捜査対象でもあった。
目的は違えど共通の敵を追うことになったドミニクとブライアン。しかし互いに譲らず、それぞれ為すべきことを果たすため、まずは麻薬組織のボス、ブラガが仕切る、メキシコからのブツの“運び屋”を選定するストリート・レースに出場するのだが。(「allcinrma」より)
ワイルド・スピード MAX - goo 映画
第3弾の「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」で、大失速。シリーズもこれで終わりかな、と思っていたが、ヴィン・ディーゼルやポール・ウォーカーなど、第1弾のメンバーを再集結させて、シリーズ第4弾として製作されたのが本作。
オリジナル・メンバー集結ということで、さすがに見栄えは良かったな。
まあヴィン・ディーゼル演じるドミニクは、一応東京にも行っていたことになっていたが、本作ではドミニカ共和国で仕事をしているという設定で始まる。
同じく第1弾のメンバーであったミシェル・ロドリゲス演じるレティもドミニクと一緒に仕事をしているが、その後ドミニクが彼女の元を去った後、早々に退場するとは思わなかったので、ちょっと残念。
もう一人オリジナル・メンバーのドミニクの妹・ミアを演じたジョーダナ・ブリュースターであるが、第1弾にも彼女が出ていたなんて、全く覚えていなかった。
確かに妹がいたというのは覚えているのだが。
ストーリーはFBIとなったポール・ウォーカー演じるブライアンが、麻薬密売で追う男と、ドミニクがある理由から復讐を誓い、追う相手が同一人物だということが判り、一応お互いの目的を主張し合いながらも、協力して追うことにするという展開。
ヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーが第1弾以来の顔合わせということで、何となく引き締まって見えたのは気のせいか?
シリーズの売りとなっているレース・シーンはちょっと少なめだったのかな、という気はしなくもないが、冒頭のドミニクたちのガソリン車強奪シーンや、密輸団に潜入して、運び屋として国境を越えようとするシーンは緊迫感もあって、楽しめた。
クライマックスの、同じく国境越えのカー・アクション・シーンも盛り上がったな。
麻薬密売組織のボスを追ことと、復讐相手を追うということを合わせたストーリーは、基本的にはそれ程凝ったものでもなくて、まあよくあるような話ではあったが、それに加わるカー・アクションが相変わらず迫力あったので、満足。
ラストの展開で、もしかしたらこのシリーズも打ち止めなのかな、と思ったが、さすがに簡単には終わらせるような感じではなかったな。
ところで、吹替版で、人気モデル・藤井リナが吹替えを務めることをやたらと宣伝していたが、その吹替えに充たったガル・ギャドット演じるジゼルって、それ程重要な役という感じでもなかったかな。
クライマックスで、ドミニクたちと一緒に走って仕事をするのかと思っていたのだが。


+/5
監督:ジャスティン・リン
出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター、ガル・ギャドット
ジョン・オルティス、ラズ・アロンソ、テゴ・カルデロン、シェー・ウィガム、ライザ・ラピラ、ジャック・コンレイ
於:TOHOシネマズ日劇
LAでトレーラー強奪事件を繰り返し、指名手配された凄腕のドライバー、ドミニクは、逃亡先のドミニカ共和国でも恋人レティらと共に輸送車の強奪を続けていた。だがやがて、捜査当局の追跡を察知すると、レティに累が及ぶことを恐れて彼女のもとを去る。
そんな中、LAで暮らす妹のミアから衝撃的な知らせを受ける。そしてドミニクは、ある人物への復讐を誓い、LAに舞い戻ってくるのだった。
一方、FBI捜査官となったブライアンは、凶悪な麻薬組織を追っていた。こうして、ドミニクがニトロを搭載した改造車の所有者が復讐相手であることを突き止めたところへブライアンも鉢合わせ、2人は数年ぶりに再会する。その所有者はブライアンの捜査対象でもあった。
目的は違えど共通の敵を追うことになったドミニクとブライアン。しかし互いに譲らず、それぞれ為すべきことを果たすため、まずは麻薬組織のボス、ブラガが仕切る、メキシコからのブツの“運び屋”を選定するストリート・レースに出場するのだが。(「allcinrma」より)
ワイルド・スピード MAX - goo 映画
第3弾の「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」で、大失速。シリーズもこれで終わりかな、と思っていたが、ヴィン・ディーゼルやポール・ウォーカーなど、第1弾のメンバーを再集結させて、シリーズ第4弾として製作されたのが本作。
オリジナル・メンバー集結ということで、さすがに見栄えは良かったな。
まあヴィン・ディーゼル演じるドミニクは、一応東京にも行っていたことになっていたが、本作ではドミニカ共和国で仕事をしているという設定で始まる。
同じく第1弾のメンバーであったミシェル・ロドリゲス演じるレティもドミニクと一緒に仕事をしているが、その後ドミニクが彼女の元を去った後、早々に退場するとは思わなかったので、ちょっと残念。
もう一人オリジナル・メンバーのドミニクの妹・ミアを演じたジョーダナ・ブリュースターであるが、第1弾にも彼女が出ていたなんて、全く覚えていなかった。
確かに妹がいたというのは覚えているのだが。
ストーリーはFBIとなったポール・ウォーカー演じるブライアンが、麻薬密売で追う男と、ドミニクがある理由から復讐を誓い、追う相手が同一人物だということが判り、一応お互いの目的を主張し合いながらも、協力して追うことにするという展開。
ヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーが第1弾以来の顔合わせということで、何となく引き締まって見えたのは気のせいか?
シリーズの売りとなっているレース・シーンはちょっと少なめだったのかな、という気はしなくもないが、冒頭のドミニクたちのガソリン車強奪シーンや、密輸団に潜入して、運び屋として国境を越えようとするシーンは緊迫感もあって、楽しめた。
クライマックスの、同じく国境越えのカー・アクション・シーンも盛り上がったな。
麻薬密売組織のボスを追ことと、復讐相手を追うということを合わせたストーリーは、基本的にはそれ程凝ったものでもなくて、まあよくあるような話ではあったが、それに加わるカー・アクションが相変わらず迫力あったので、満足。
ラストの展開で、もしかしたらこのシリーズも打ち止めなのかな、と思ったが、さすがに簡単には終わらせるような感じではなかったな。
ところで、吹替版で、人気モデル・藤井リナが吹替えを務めることをやたらと宣伝していたが、その吹替えに充たったガル・ギャドット演じるジゼルって、それ程重要な役という感じでもなかったかな。
クライマックスで、ドミニクたちと一緒に走って仕事をするのかと思っていたのだが。



監督:ジャスティン・リン
出演:ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター、ガル・ギャドット
ジョン・オルティス、ラズ・アロンソ、テゴ・カルデロン、シェー・ウィガム、ライザ・ラピラ、ジャック・コンレイ
於:TOHOシネマズ日劇
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