09-247「エレクトロニックガール ELECTRONIC GIRL」(日本)

感情を持ったアンドロイド
 2055年、荒廃した未来世界。人類はドームに護られ安全に暮らす一部の裕福な特権階級と、それ以外の一般市民に二極化していた。また労働力の不足を補うため、様々な分野で機械化が進んでいた。
 そんな中、芸能界ではタブーとされていた人型ロボット“アンドロイド”の研究が再開され、アイドルとして売り出すことを最終目標に開発が進められる。そして完成したプロトタイプのナナだったが、ふとした事故から偶然にも自我が芽生えてしまう。
 その結果ナナの初期化が決定するが、それを知ったナナは研究所から脱走、最下層が暮らす荒廃した街に逃げ込み、そこで一人の青年・幸紀と出会う。(「allcinema」より)

エレクトロニックガール - goo 映画

 近未来を舞台としたSFラブ・ファンタジー。

 こちらも「女神戦隊 ヴィーナスファイブ」と同じように渋谷のシアターTSUTAYAで1週間だけレイト・ショー上映されていた。
 すでに上映終了しているので、あとはDVDでしか観られないか?

 自我が芽生え、処分対象となったアンドロイド・ナナが、街へ出て、青年・幸妃と出会い、一緒に暮らし、人間らしさを獲得していく。
 
 ストーリーとしては何となくどこかで観た、聞いたような話ではある。
 幸妃と共に生活するようになり、人間らしくなっていくナナ。そして最初はナナを売り飛ばそうと思っていた幸妃も、ナナに対し特別な感情を抱くようになる。

 しかし、二人の生活は長く続くわけはなく、研究所の追っ手が二人を引き裂く。

 そこで幸妃の取った行動は?

 ありがちなストーリーだけに、結構入りやすい話であるし、二人にちょっと肩入れしてしまう。
 そういうラブ・ファンタジーという部分に、SF的要素が絡まり、意外と観やすい作品だった。

 それにナナが何故感情を持つようになったのか、という理由にもちゃんとしたものがあって、単なるファンタジーだけではなかった。

 監督の松田圭太は初監督作品であるらしいが、元々CGクリエイターということで、本作でもCGによって近未来の世界を上手く作り上げている。

 途中研究所を抜け出したナナが街を歩くシーンや、幸妃がロボットのようなものと戦うシーンはアニメのような映像で処理され、セットとしては研究所の一室と幸妃の部屋ぐらいにとどめているのは、予算の問題もあったのかな?
 でも、そのアニメの使い方も上手かったと思う。

 冷え冷えとした、感情も無いような研究所の一室。そして最初はこちらも寒々しい感じがしていたが、ナナの手によって変えられて、ナナと幸妃の感情の変化を表すように、温かい感じに変わっていく幸妃の部屋。

 作品としては小規模ではあるが、話は直球で、映像もなかなか雰囲気のある作品だった。

 ナナを演じた主演の小泉麻耶は「女神戦隊 ヴィーナスファイブ」にも出演していたグラビア・アイドルであるが、グラドルらしく、水着姿でポーズをとるシーンも少しあり。
 アンドロイドということで、話し方はロボットっぽく喋るのだが、台詞回しがベタだったとしても、これだとうまく隠せるな。

 幸妃役の綾野剛は「奈緒子」「クローズZEROⅡ」にも出演していた俳優。

 そしてこの手の作品にはよく出演している諏訪太朗が出演。一度「Saru phase three サル フェイズ スリー」の舞台挨拶でも見たことあったな。

/5

監督:松田圭太
出演:小泉麻耶、綾野剛、藤川俊生、藤真美穂、諏訪太朗
於:渋谷シアターTSUTAYA
エレクトロニックガール [DVD]
Victor Entertainment,Inc.(V)(D)
2011-02-18


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