09-131「レッドクリフPartⅡ -未来への最終決戦-」(アメリカ・中国・日本・台湾・韓国)

茶の溢れた器
 80万の曹操軍をわずか5万で迎え撃つ劉備・孫権連合軍は、軍師・孔明の知略と指揮官・周瑜の活躍でどうにか撃退に成功する。思わぬ大敗にも依然圧倒的な勢力を誇る曹操は、2000隻の戦艦を率いて赤壁へと進軍する。
 そんな中、曹操軍には疫病が蔓延してしまうが、非情な曹操は死体を船に積み、連合軍のいる対岸へと流す。これにより連合軍にも疫病が拡がり、ついに劉備は自軍の兵と民のため撤退を決断する。
 ただひとり戦地に残り、周瑜とともに戦う道を選んだ孔明だったが、劉備軍が持ち帰ったことで生じた矢の不足の責めを問われてしまう。すると孔明は、周瑜に3日で10万本の矢を調達してみせると宣言するのだったが。(「allcinema」より)

レッドクリフ PartII -未来への最終決戦- - goo 映画

 大ヒットを記録した「レッドクリフ PartⅠ」の続編。人気の「三国志」を基にした話で、いよいよ〝赤壁の戦い〟へと突入していく。

 「20世紀少年」もそうだったが、第1作がかなり面白く、興奮度も高かったのだが、どうも第2作までにインターバルがあると、ちょっとクール・ダウンしてしまうな。
 第1作の物語の提起部分が非常に面白かったりするのだが、ある程度話が進んでしまった第2作となると、ちょっと作品への入り込み方が微妙になってしまうかな。

 「PartⅠ」が様々なエピソードを取り入れ、幾つかの戦いや、蜀と呉が同盟を組むまでの色々な葛藤などを興味深く描いていたのに対して、本作は魏と連合軍が赤壁で向かい合ってから、最後の決戦へ至るまでを描いているので、動きとしてはやや物足りない感があったかな。

 孔明の10万本の矢を集めるエピソードや、曹操軍の2武将を罠にはめる周瑜の狡猾なエピソードなど、細かい部分で面白いところはあった。

 個人的にはもう少し、動きがある方が良かったかな。劉備軍、関羽や趙雲、張飛の3武将の活躍も少なめで残念だったな。

 そうは言うものの、いざ決戦となるシーンはなかなかの迫力で、面白かった。火攻めの鍵となるある自然条件。それが起こるまでは、ちょっと緊迫したな。

 それにしても、この戦いで活躍したのは、尚香と小喬だったのではないかな。二人とも単身で、曹操軍の真っ只中へ入っていったのだから。
 尚香と曹操軍の一人との友情話はちょっと必要なかったのでは、と思ったが。

 前作からの流れで観れば、やっぱり面白いストーリー展開であったし、迫力もあった。そしてあのテーマ曲が印象に残ったな。

 結局この作品は、孔明と周瑜の物語だったんだ。

+/5

監督:ジョン・ウー
出演:トニー・レオン、金城武、チャン・フォンイー、チャン・チェン、ヴィッキー・チャオ、フー・ジュン、中村獅童
    リン・チーチン、ユウ・ヨン、ホウ・ヨン、トン・ダーウェイ、ソン・ジア、バーサンジャプ、ザン・ジンシェン
於:TOHOシネマズ日劇
レッドクリフ Part II -未来への最終決戦- スタンダード・エディション [DVD]
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2009-08-05

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この記事へのコメント

2009年06月13日 22:27
TB有難うございました。
中盤からのアクションの見せ場の連続に、時間を
忘れて見入ってしまいました。
前半がもう少し締まってくると最高だったのですが。
しかし、勇気、愛、結束力、信じる心。
胸が熱くなる要素たっぷりの映画でした。

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
2009年06月14日 14:15
シムウナさん、コメントありがとうございました。
確かに前半は大きな動きというものがなくて、
ダレ気味な感じもしました。
後半からクライマックスはさすがに盛り上がりましたね。

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