09-101「パニック4ROOMS」(日本)

永遠にさようなら、ミルク
 現役中学生ながらイリュージョニストであるハリ子の人気が上昇し、売れっ子になり始めて収入も増えてきた。そこでハリ子の母親は自分が管理・経営している古いアパート(親から譲り受けたもの)を取り壊し、新しくマンションを建てようと目論んでいる。しかし、どうしても立ち退きに応じない住人が4組残っている。手詰まりになった母親は有名人であるハリ子に立ち退きに向かわせることにした。
 そこで待ち受けていたのは、奇怪なメールを残して消えた女の部屋、息子を○○にされてしまった家族の部屋、奇妙なFMラジオ局。そして、謎に包まれた部屋がもう一部屋。(「goo映画」より)

パニック4ROOMS 劇場版 - goo 映画

 下北沢の小劇場で活躍する劇団の役者や脚本家が作り上げた作品。

 そんなわけで、本作上映期間に、毎日劇団で活躍する人々が本編上映前に、短い劇を披露して、観客にアンケートをとっていくという企画があった。

 この日は本作にも出演している中野元裕が一人劇を見せてくれた。
 さすがに演劇で活躍している人だけに、演技は上手かったなという印象。演じたもの自体の感想はまあ普通かな。
 それより、その寸劇を観ながら、やっぱり映画が好きな自分としては演劇を観るというのは、ちょっと微妙な違いがあるような感じがして、観ていて居心地の悪さを感じてしまった。
 まあ観客が大勢いるわけでもなく、その前で生の人間が演じているので、身構えて観てしまったというのもあるのかも。

 本作は壊れかけのアパートの四部屋で繰り広げられるストーリーで綴られるオムニバス的な群像ストーリー。四部屋のストーリーは並行的に描かれるのだが、それぞれの部屋のストーリーをそれぞれ別の脚本家が手掛けているようである。

 それぞれの話は、部屋の中で進んでいくので、まあ舞台劇に近いと言えば、近いかな。舞台劇だなという印象を受けることはなかったが。

 息子を○○にされてしまった部屋での話は突飛で、おかしかったし、部屋でFMラジオ局をしている話は、かなりブラックな笑いではあったが、面白かった。

 奇怪なメールを残して消えた女の部屋での話は、ミステリアスに展開させていたが、ちょっと浅かったかな。この部屋の話の結末が不透明であったのが、スッキリしない感じがした。

 最後の部屋で展開される話は、ブラックな笑いもあり、更に現実離れしているが、面白かったかな。

 それぞれ突飛で、ブラックな雰囲気も満載であり、まずまず面白かった。
 でも、四つ話があってこそ本作は面白い作品なのかもしれないな。それぞれの話で90分もたせるのは辛いだろうな。

-/5

監督:井上博貴、森本英稔
出演:河口舞華、大河元気、山中崇、町田マリー、ノゾエ征爾、廣川三憲、池谷のぶえ、郷本直也、ブルースカイ
    原金太郎、元田牧子、佐々木香寿美、MIKI、山崎和如、井内ミワク、中野元裕、林修司、浅田よりこ
於:渋谷シアターTSUTAYA
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ポニーキャニオン
2009-06-17

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    Excerpt: これ面白かった。 四つの各部屋に住む愉快な住民たち 東京・下北沢の小劇場で人気沸騰中の劇団俳優が夢の共演を果たしたリアル・下北沢・�... Weblog: 単館系 racked: 2010-02-22 03:57