09-42「雷神 RAIJIN」(アメリカ)

怒りの稲妻が落ちる
 幼い頃の悲劇がトラウマとして残るメンフィス市警の刑事ジェイコブ・キング。ある日、彼は女性の胸に時限爆弾を埋め込む残忍な猟奇犯を逮捕する。
 休む間もなく、今度は“グリフター”と呼ばれる連続殺人鬼の追跡に精を出す。犯行現場に残されていた暗号から、やがて一人の人物が容疑者として浮上してくるが。(「allcinema」より)

雷神-RAIJIN- - goo 映画

 沈黙シリーズを沈黙させた無敵のオヤジ、スティーヴン・セガール、「弾突 DANTOTSU」に続く主演のサイコ・サスペンス。今回も鬼刑事を演じているということで、予告編でもいつもと変わらぬセガール作品ということを逆に取り上げて、少しコミカルなナレーションつきの予告編になっていた。

 今回セガール演じる刑事ジェイコブ・キングは、少年の頃、双子の兄を目の前で殺害されるという悲劇をトラウマとして抱える役柄。
 もし双子の兄(弟?)が生きていれば、そのままセガールが二人いるということになるのかな、なんてことを思ったりしてしまった。
 それにしても、そのトラウマが何かしらストーリーに絡まるのかと思っていたが、関係なかったな。トラウマも無敵ぶりには、あまり影響しなかったようで。

 更に今回は二人の凶悪犯と対決するのだが、特に〝グリフター〟と呼ばれる連続殺人犯は、占星術に通じているようで、犯罪は天体の動きに連動している、というようなことを言って、彼が残した印をジェイコブが解いていくのだが、あまり殺人の動機には関係なかったように思うのだが。
 ジェイコブが疑われるという展開もセガール作品としては珍しいが、この疑惑も最後の方で出てくるので、あまり緊迫感はなかったな。

 セガールのアクションは健在。ほとんど体を動かさない手先だけのアクションで敵をなぎ倒す。さすがに圧倒的強さでは現実味がないと思ったのか、今回は結構相手にも殴られたり、叩きつけられたりするが、痛そうでもないし、傷一つ負わない。やっぱり無敵のオヤジである。

 それにしても、全ての決着が着いた後の、あの映像は何だろう。これまでのストーリーの中から、ほのめかすようなことはなかったと思うのだが。

 あまり話を小難しくしないで、一直線のストーリーの方が、セガール作品は楽しめるな。サイコ・サスペンスということであったが、逆にそれがあだになっている気がする。

/5

監督:ジェフ・F・キング
出演:スティーヴン・セガール、ホリー・エリッサ・ディグナード、クリス・トーマス・キング、マイケル・フィリポウィッチ
    アイザック・ヘイズ、フィリップ・グレンジャー、マーク・コリー、 カリン・ミシェル・バルツァー
於:銀座シネパトス
雷神 RAIJIN [DVD]
松竹
2009-06-26

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久々の当たり作品また ...
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