09-01「WALL・E ウォーリー」(アメリカ)
キミといつまでも
人類が新たな入植地を求め宇宙へと去ってから長い年月が経つ29世紀の地球。そこでは700年間、一体のゴミ処理ロボットが人間たちの残したゴミを独り黙々と片付けている。そのロボットの名はウォーリー。長い年月の中で、次第に感情が芽生えていった彼は、ゴミの中から宝物を見つけてはコレクションすることをささやかな楽しみにしていた。そんなウォーリーの前にある日、ピカピカのロボット“イヴ”が現われる。彼女の気を惹こうとコレクションの1つ“ヒョロっとした植物”を見せるウォーリー。だがその瞬間、イヴは動かなくなり、宇宙船にさらわれてしまう。実は、彼女には地球の運命を左右する重大な秘密が隠されていた。ウォーリーはイヴを救うため、未知なる宇宙へ旅立つのだが…。(「allcinema」 より)
ウォーリー - goo 映画
ようやく2009年鑑賞作品の記事に到達。
今年の正月休みは実家に戻らず、東京にいたので、元旦から鑑賞開始である。3年前にも銀座で「ディック&ジェーン 復讐は最高!」を元旦に鑑賞したが、館内はガラガラ、おまけに数寄屋橋近辺も閑散としていて、「都心の正月の風景だ」と感じたものだ。
そういうことを思い出し、元旦、映画の日と言えど、お客さんも少ないだろうとふんで、現在興行収入トップの本作を鑑賞することにした。「ディック&ジェーン」と違って、さすがに人気作品だけにそれなりに客は入っていたが、それでも少なかったな。
ピクサー製作のCGアニメだが、本年度のアカデミー作品賞の候補にもなり得るという評判だったので、結構楽しみして鑑賞。
700年も一人ぼっちで地球にいたゴミ処理ロボット・ウォーリーが、突然地球にやって来たロボット・イヴに恋し、宇宙船に連れ去られた彼女を追って、宇宙に出て大冒険という物語。
ウォーリーのキャラクターが良かったな。地球でゴミ処理する日々を送っているが、色んなお宝を見つけては自宅に戻ってコレクションする。仕事が終わると、キャタピラを外して、箱型になってお休みと、正に人の一日を表しているような感じである。
そんなウォーリーが突然現れたイヴに恋し、彼女に気に入られようと、色々お宝を見せるというシーンもほのぼのした感じで良かったな。
予告で見せられる映像は、物語の前半部分だけで、後半のウォーリーとイヴが宇宙船に乗ってからの展開、クライマックスは全く予想もつかない展開となるので、こちらも面白かった。予告では現れないキャラも登場したりして。通常のアニメ作品と同じく字幕版と吹替版が公開されているが、ほとんどロボットの声だけなので、吹替版でもあまり声は関係ないかなと思っていたが、後半はちゃんと台詞を話すキャラも登場だった。
サブ・ストーリー自体はそれほど奇抜でもないが、結構クライマックスはハラハラされられたりした。それよりも姿はロボットながら、心は人間と同じようなウォーリーと、彼の心に影響されたかのようなイヴの姿がほのぼのして良かった。ロボットだけど感情とか仕種は人間だな。
ウォーリーが繰り返し観ている映画が正直何だったのか知らなかった。「ハロー・ドーリー!」らしく、その音楽も常にウォーリーは聴いているようである。
まあアカデミー作品賞候補というのはどうかな? とは思うけれども。ただ長編アニメ部門では当然ノミネートされるだろうな。



/5
監督:アンドリュー・スタントン
声の出演:ベン・バート、エリッサ・ナイト、ジェフ・ガーリン、フレッド・ウィラード
キャシー・ナジミー、シガニー・ウィーバー、ジョン・ラッツェンバーガー
於:日比谷スカラ座
人類が新たな入植地を求め宇宙へと去ってから長い年月が経つ29世紀の地球。そこでは700年間、一体のゴミ処理ロボットが人間たちの残したゴミを独り黙々と片付けている。そのロボットの名はウォーリー。長い年月の中で、次第に感情が芽生えていった彼は、ゴミの中から宝物を見つけてはコレクションすることをささやかな楽しみにしていた。そんなウォーリーの前にある日、ピカピカのロボット“イヴ”が現われる。彼女の気を惹こうとコレクションの1つ“ヒョロっとした植物”を見せるウォーリー。だがその瞬間、イヴは動かなくなり、宇宙船にさらわれてしまう。実は、彼女には地球の運命を左右する重大な秘密が隠されていた。ウォーリーはイヴを救うため、未知なる宇宙へ旅立つのだが…。(「allcinema」 より)
ウォーリー - goo 映画
ようやく2009年鑑賞作品の記事に到達。
今年の正月休みは実家に戻らず、東京にいたので、元旦から鑑賞開始である。3年前にも銀座で「ディック&ジェーン 復讐は最高!」を元旦に鑑賞したが、館内はガラガラ、おまけに数寄屋橋近辺も閑散としていて、「都心の正月の風景だ」と感じたものだ。
そういうことを思い出し、元旦、映画の日と言えど、お客さんも少ないだろうとふんで、現在興行収入トップの本作を鑑賞することにした。「ディック&ジェーン」と違って、さすがに人気作品だけにそれなりに客は入っていたが、それでも少なかったな。
ピクサー製作のCGアニメだが、本年度のアカデミー作品賞の候補にもなり得るという評判だったので、結構楽しみして鑑賞。
700年も一人ぼっちで地球にいたゴミ処理ロボット・ウォーリーが、突然地球にやって来たロボット・イヴに恋し、宇宙船に連れ去られた彼女を追って、宇宙に出て大冒険という物語。
ウォーリーのキャラクターが良かったな。地球でゴミ処理する日々を送っているが、色んなお宝を見つけては自宅に戻ってコレクションする。仕事が終わると、キャタピラを外して、箱型になってお休みと、正に人の一日を表しているような感じである。
そんなウォーリーが突然現れたイヴに恋し、彼女に気に入られようと、色々お宝を見せるというシーンもほのぼのした感じで良かったな。
予告で見せられる映像は、物語の前半部分だけで、後半のウォーリーとイヴが宇宙船に乗ってからの展開、クライマックスは全く予想もつかない展開となるので、こちらも面白かった。予告では現れないキャラも登場したりして。通常のアニメ作品と同じく字幕版と吹替版が公開されているが、ほとんどロボットの声だけなので、吹替版でもあまり声は関係ないかなと思っていたが、後半はちゃんと台詞を話すキャラも登場だった。
サブ・ストーリー自体はそれほど奇抜でもないが、結構クライマックスはハラハラされられたりした。それよりも姿はロボットながら、心は人間と同じようなウォーリーと、彼の心に影響されたかのようなイヴの姿がほのぼのして良かった。ロボットだけど感情とか仕種は人間だな。
ウォーリーが繰り返し観ている映画が正直何だったのか知らなかった。「ハロー・ドーリー!」らしく、その音楽も常にウォーリーは聴いているようである。
まあアカデミー作品賞候補というのはどうかな? とは思うけれども。ただ長編アニメ部門では当然ノミネートされるだろうな。




監督:アンドリュー・スタントン
声の出演:ベン・バート、エリッサ・ナイト、ジェフ・ガーリン、フレッド・ウィラード
キャシー・ナジミー、シガニー・ウィーバー、ジョン・ラッツェンバーガー
於:日比谷スカラ座
ウォーリー [DVD]
ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
2009-04-22
ユーザレビュー:
最高の作品だSF、ロ ...
かわいい地球を人類が ...
期待外れかな前半は無 ...

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ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
2009-04-22
ユーザレビュー:




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この記事へのコメント
ロボットさん達、愛らしかったですよね。
人間ではないのに、後半の人間よりも人間味に溢れている気がしました。
ディズニー作品ということで、愛らしさが前面に出がちだけど。
これって、メッセージ性の強い作品なんですね。
そんなところが高く評価されているのでしょうかね。
デカ絵文字、楽しいですね。
確かにメッセージ性は強かったんでしょうね。
荒廃した地球の姿など。これも警告しているのでしょう。
どちらかと言うと、やっぱりキャラクターの愛らしさと
ウォーリーとイヴの恋物語(?)に惹かれました。
あ、デカ絵文字ってあったんですね。恥ずかしながら知りませんでした(苦)。
ウォーリーとイブの心の交流は
忘れかけていた純粋な愛を気付かせてくれました。
冒頭30分無音でしたが、ウォーリーの孤独な姿が
伝わる見事な演出でした。
様々な小ネタも盛り込み、子供たちに後世まで
伝えていきたい映画です。
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
なかなか評価が高いようで。
冒頭台詞のないところは、それでも結構色々伝わってくるところありましたね。
ウォーリーとイヴの表情も良かったです。