190「ガチバン」(日本)

天津丼一丁!
 生まれながらに喧嘩が強い八重樫拓海は古田真也、沢村亮の3人で〝三羽カラス〟として恐れられていた。中学校を卒業する彼らは3人別々の高校に進み、それぞれの学校で番長になることを誓い合う。
 拓海は高校入学早々、2年の不良グループを秒殺し、番長の座をいち早く手に入れようとしていた。しかし、そんな拓海は徐々に別のことに興味を持ち出す。拓海は母親が主催している劇団の女の子に恋をしてしまう。
 喧嘩をしなくなった拓海から仲間たちは離れていき、更に拓海の通う衣笠高校で、最強と恐れられる不良・城島が兵隊を集め、地域一帯の制圧を目論んでいた。

ガチバン - goo 映画

 シネマート六本木で1週間限定レイト・ショー公開され、8月にはDVDが発売される一作。

 「頂点(てっぺん)目指して、本気(ガチ)になれ」

 こんな謳い文句や、ガンを飛ばした不良たちの写ったチラシだけを見ていると、「クローズZERO」のように番長の座を目指した喧嘩バトル・アクションかと思っていた。結構ガチンコなファイト・シーンを見せるのかとも思っていたのだが。

 一応主演の八重樫拓海は高校で番長を目指すはずだったのだが、彼の情熱が別のことへと移っていく。それは女、というより初体験。童貞喪失である。
 で、どういうわけか拓海のリビドーらしき精子の化身まで登場し、物語はコミカルな方向へと進んでいく。喧嘩でエネルギーを発散していた男が、初体験することを求めて、あれやこれやと手を打っていく。まさに「毎度お騒がせ」的な青春ストーリーになっている。

 「天津丼一丁」「あんた天津丼好きだね~」のシーンは一番笑えるシーンかもしれない。

 拓海は成り行きで劇団で演劇をすることになるが、そこの役者の一人の女の子に恋をする。ちょっと友情と恋の板ばさみ的要素も取り入れた内容になっているかな。

 一応喧嘩シーンもあるのだが、あまり激しい血なまぐさいシーンとはなっていない。こちらも結構コミカルな要素を入れてのファイト・シーンになっている。
 最後は地域一帯を制圧しようとする最兇の不良・城島と拓海のガチ対決になるのだが、この二人には浅からぬ因縁があるところも面白い。そして拓海の恋の行方は?

 鑑賞前に予想していた、激しい作品という印象からは180度違った雰囲気のコミカルな作品であったが、これはこれでまずまず面白い作品であった。
 拓海を演じた主演の窪塚俊介がなかなか青春のパワーを持て余した、いかにも不器用な高校生を面白く演じていた。

/5
 
監督:城定秀夫
出演:窪塚俊介、秋山奈々、南圭介、沖原一生、松浦祐也、佐藤二朗、伊佐山ひろ子、深水元基
於:シネマート六本木
ガチバン [DVD]
AMGエンタテインメント
2008-08-22

ユーザレビュー:
窪塚俊介最高!見所ゎ ...
絶妙な変化球コテコテ ...
窪塚俊介の才能を浪費 ...
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