伝説のピンナップ・ガール

6「ベティ・ペイジ」(アメリカ)
 世界大恐慌の頃、ナッシュビルの貧しい家庭で育ったベティは教会へ通い、賢く勉強熱心であった。しかし、大学進学に失敗、更に若くしてした結婚も短期間で失敗してしまう。
 自らを奮い立たせ、新しい人生をスタートさせるためニューヨークへと向かう。ビーチで出会ったカメラマンに誘われ、ベティはモデルのキャリアをスタートさせる。ビキニや大胆な下着姿で男性写真誌の紙面を飾るようになる一方、アーヴィング・クロウ、ポーラ・クロウの兄妹と仕事をするようになる。それは個人コレクター向けのボンデージやSM写真やフィルムのモデルであった。

 ベティ・ペイジは1950年頃に活躍した伝説のピンナップ・ガールということだが、その名前は聞いたことなかったな。過激なポーズや露出度の高い下着や、ボンデージ写真で有名のようだが、目にしたことはあったかな?

 ベティ・ペイジは人気絶頂ながら、わずか7年で姿を消しており、その人生を追った作品となっているが、それ程波乱万丈という感じでもなかった。どちらかと言えば、過激な写真のモデルにもそれ程罪悪感があった感じでもなく。天真爛漫であったが、時代がそれを許さなかった。彼女が表舞台から消えていく理由は時代なんだな。

 作品自体も猥雑で暗い雰囲気はなく、どちらかと言えば、ポップな感じに仕上がっている。何か当時のファッション・カルチャーを再現したような作品。

 面白かったのは基本的にはモノクロなのだが、ある場面ではカラーになったりすること。これってベティのモデルの仕事に合わせて変えていたのかな? マイアミのシーンがカラーというのはわかったが。

 まあ個人的に言わせてもらえば、劇中のベティの衣装は、それ程過激だという感じはしなかったが、当時ではギリギリだったのかな。写真ではなく、生で見たら、また印象は違うだろうが。

/5

監督:メアリー・ハロン
出演:グレッチェン・モル、クリス・バウアー、ジャレッド・ハリス、サラ・ポールソン
    カーラ・セイモア、デイヴィッド・ストラザーン、ノーマン・リーダス、リリ・テイラー
於:渋谷シネマライズ

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この記事へのコメント

2008年01月13日 22:49
CINECHANさん、こんばんは☆
そうですね、彼女が消えてくことになる理由は、「時代」だったんですよね。
あと、私もモノクロになったり、カラーになったりするのが好きでした。
あれは、時代の変遷を意味していたのでしょうか?
実際のベティの写真も、モノクロのものが有名なんですよね。

私もなんとなくこの世界観が楽しめました。こういうのって、完成度を求めなければ楽しめる作品ですよね(笑)
2008年01月14日 23:30
とらねこさん、いらっしゃいませ。
作品自体はなかなか楽しい雰囲気で、内容からすると意外とサッパリしたものでした。
モノクロとカラーの使い分けはよくわかりませんでしたが、
時代かな? 彼女の撮った写真のイメージ? 
題材が違えば、ポップでキッチュって言われそうですね。
2008年04月29日 01:11
TB返しありがとうございました。
人の人生ってそんなに劇的に波瀾万丈じゃないし、
波のないストーリー展開がかえってリアルでよかった感じがします~。
2008年04月29日 14:16
みほぽりんごさん、コメントありがとうございます。
基本的には、ベティの人生自体は波乱万丈ということでもないんですよね。
ただ、時代的にか、注目される人ではあったんですね。

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