165「大日本人」(日本)
必要な時に大きくなるのがいいよね
平凡な男性、大佐藤。妻と娘とも別居し、一人暮らし。冴えない中年男性という風情だが、彼には一族から受け継いだ能力が備わっていた。高圧電流を浴びると巨大化し、大日本人となる。そして襲いかかる〝獣(じゅう)〟たちと戦い、日本を守ることで生計を立てていた。
しかし、国民はあまり彼を歓迎しておらず、彼の活躍を映すテレビ番組の視聴率も低下の一途であった。
そんな時強力な怪獣が現れ、大日本人の前に立ちはだかる。
松本人志初監督作品。全く事前に内容が明かされず、予告を観ても、「・・・入りました」と言う台詞ではよくわからん。公開して1ヶ月経ったが、他の人の記事も読んでいなかったので、全く未知のまま鑑賞に至った。
ストーリーは松本演じる大佐藤を、テレビの取材ということで、インタビュー形式で進めていくのだが、大佐藤の喋りはやっぱり松本そのままだった。まあでも、独特のあの喋りはなかなか面白い。
で、その大佐藤が、〝獣〟が現れると高圧電流を浴びて大日本人となって戦うわけだが、その変身の儀式(?)が例の台詞に関わってくるんだな。
戦闘シーンも特撮風味のCG映像という感じで、なかなか味がある。しかも登場する〝獣〟たちも変わったものが多く、特に〝絞メルノ獣〟のあの風貌と髪の毛は面白かった。
結局全体的には松本の持てる芸を披露しているという感じで、クライマックスのシーンからは、完全にバラエティのノリ。あれがラスト・シーンというのは、個人的には今ひとつだった。
折り畳み傘やふえるわかめ。必要な時に大きくなるもの、を最後までうまく使えなかったなぁ。最後まで引っ張るのかと思ったが。
初監督作、しかも同時期に北野武監督の 「監督・ばんざい!」 が公開ということで注目度も高い作品だったが、個人的にはこちらの方が微妙な面白さがあって、良かったかな。
芸人松本人志に笑わせてもらった。
中村雅俊の「ふれあい」は意外と泣かせるなぁ。


/5
監督:松本人志
出演:松本人志、UA、竹内力、神木隆之介、板尾創路
於:銀座東劇
平凡な男性、大佐藤。妻と娘とも別居し、一人暮らし。冴えない中年男性という風情だが、彼には一族から受け継いだ能力が備わっていた。高圧電流を浴びると巨大化し、大日本人となる。そして襲いかかる〝獣(じゅう)〟たちと戦い、日本を守ることで生計を立てていた。
しかし、国民はあまり彼を歓迎しておらず、彼の活躍を映すテレビ番組の視聴率も低下の一途であった。
そんな時強力な怪獣が現れ、大日本人の前に立ちはだかる。
松本人志初監督作品。全く事前に内容が明かされず、予告を観ても、「・・・入りました」と言う台詞ではよくわからん。公開して1ヶ月経ったが、他の人の記事も読んでいなかったので、全く未知のまま鑑賞に至った。
ストーリーは松本演じる大佐藤を、テレビの取材ということで、インタビュー形式で進めていくのだが、大佐藤の喋りはやっぱり松本そのままだった。まあでも、独特のあの喋りはなかなか面白い。
で、その大佐藤が、〝獣〟が現れると高圧電流を浴びて大日本人となって戦うわけだが、その変身の儀式(?)が例の台詞に関わってくるんだな。
戦闘シーンも特撮風味のCG映像という感じで、なかなか味がある。しかも登場する〝獣〟たちも変わったものが多く、特に〝絞メルノ獣〟のあの風貌と髪の毛は面白かった。
結局全体的には松本の持てる芸を披露しているという感じで、クライマックスのシーンからは、完全にバラエティのノリ。あれがラスト・シーンというのは、個人的には今ひとつだった。
折り畳み傘やふえるわかめ。必要な時に大きくなるもの、を最後までうまく使えなかったなぁ。最後まで引っ張るのかと思ったが。
初監督作、しかも同時期に北野武監督の 「監督・ばんざい!」 が公開ということで注目度も高い作品だったが、個人的にはこちらの方が微妙な面白さがあって、良かったかな。
芸人松本人志に笑わせてもらった。
中村雅俊の「ふれあい」は意外と泣かせるなぁ。



監督:松本人志
出演:松本人志、UA、竹内力、神木隆之介、板尾創路
於:銀座東劇
大日本人 オリジナル・サウンドトラック
Columbia Music Entertainment,inc.( C)(M)
2007-11-28
サントラ
ユーザレビュー:
大日本人だよよかった ...
感動!映画は見ていな ...
凄く楽しみな1枚!! ...

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2007-11-28
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この記事へのコメント
全く受け付けないという声が出ても仕方ない気がしましたけど。CINECHANは、そんなに嫌いではなかったようで良かったです。
>中村雅俊の「ふれあい」
なかなかの選曲でしたよね。
>折り畳み傘やふえるわかめ
気になるこだわりでしたね。大日本人は闘った後に鬱状態に入るというのも、何だか笑ってしまいました。私は、結構クスクスっときたんですけど、劇場は大入りながらに笑っている人が余りいませんでした。我慢するのは大変でしたよ。
ハリウッド・コメディのようなばか笑いをさせるような感じではなかったですが、随所に微妙な笑いを含む作品でした。
個人的にはもっと違う内容を何となくイメージしていたので、この作品に対する印象は微妙なんですけどね。
確かに劇場が大笑いするようなものでもないですね。