133「アパートメント」(韓国)

明りが消えると、誰かが死ぬ・・
 ソウル近郊の高級アパートに住むアパレル・メーカーのディスプレイ・デザイナーのセジンは向かいに建つ〝幸福アパート〟の全ての照明が午後9時56分になると一斉に消えるのを見る。翌朝アパートの住人の一人が自殺しているのが発見される。
 ある日セジンは地下鉄の駅で飛び込み自殺をしようとしている女と遭遇し、手を引っぱられ、道連れにされそうになる。間一髪女の手を振り払ったセジンは目の前で女が轢かれるのを見る。大きなショックを受けたセジンはアパートにひきこもってしまう。
 そして9時56分。また幸福アパートの照明が一斉に消え、一人の男が飛び降りるのを目撃する。警察に報せるが、逆に覗き見を注意される。セジンは幸福アパートに住む車椅子の少女ユヨンと知り合いになり、彼女と住人たちを助けようと、「夜10時前には電気を消さないように」と呼びかけるのだが・・・

 毎晩同じ時刻に照明が消え、その後住人の誰かが死ぬ。そのアパートの謎を解くサスペンス・ホラー。
 「ボイス」 や 「コックリさん」 と同じ監督のホラーであるが、実際設定は違えども、事件の裏にある人間の悲しみや怨恨を描いている点では似たようなものか。

 恐怖シーンは色々あるものの、冒頭に出てくる自分を切り刻む女、地下鉄で自殺する赤い服の女が、今ひとつ話しに絡んできていない。
 霊として登場するのは赤い服を着た女だが、動きとその時の擬音は伽耶子を思い出させる。

 真犯人が露わにされた時、どうやって死に至らしめたんだろう? と少し疑問も浮かぶ。その他にも疑問に浮かぶこと多々。細かいところまで気にしていたら、ホラーは楽しめないか。

 結局話は解決に到らず終わってしまった感じ。怨みは簡単に消えることなく、残っていくということか。

 赤い服の女の霊はちょっと怖かったが、結局話にはまとまってこないようなエピソードが多い。そして簡単には霊は消えることないということ。

 韓国語でも「ひきこもり」と発音されていることが面白かった。

/5

監督:アン・ビョンギ
出演:コ・ソヨン、カン・ソンジン、チャン・ヒジン、パク・ハソン、笛木優子
於:池袋シネマサンシャイン
 

アパートメント
楽天ブックス
出演:コ・ソヨン(Ko So-Young)/カン・ソンジン(Kang Seong-Jin)監督:アン


楽天市場 by ウェブリブログ



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント

2007年06月06日 23:15
こんばんは、CINECHANさん☆
やっぱり、ご覧になっていらっしゃいましたね~♪
私も、この作品は外せないかな、って、見に行きました☆
やっぱり、随所随所に描かれている、怖いシーン、こういうところが好きなんですよね、アン・ビョンギ♪
まあ、本作はそんなに良く出来た作品ではないんですけどね、別にいいか~なんて、どこまでもホラーにはついつい点数が甘くなりがちなんですね~。
ただ、GazettEはイヤでした。あれは要りません!
CINECHAN
2007年06月08日 00:15
とらねこさん、いらっしゃいませ。
おお~観られたんですね。
地下鉄の女性の登場はなかなか怖かったです。
ストーリー自体は、これまた大したことなかったですけど、ホラーの雰囲気は味わえたのでよろしいかな。
GazettEは、必要なかったですねぇ。

この記事へのトラックバック

  • アパートメント/コ・ソヨン

    Excerpt: 久々の韓国ホラーは「ボイス」「コックリさん」のアン・ビョンギ監督の第四作。主演は「二重スパイ」のコ・ソヨンさん。コ・ソヨンさんの名前を聞くのはさらに久々だなぁと思っていたら彼女はずっと休業していて本作.. Weblog: カノンな日々 racked: 2007-05-31 10:20
  • #80.アパートメント

    Excerpt: ホラー映画、というよりは心の闇について描かれた本作。それは確かにその通り。だけど、これと同じセリフを、イキナリthe GazettEなんていうビジュ系(ビジュアル系)バンドが出てきて、そう言うのに、ま.. Weblog: レザボアCATs racked: 2007-06-06 23:06