100「かちこみ! ドラゴン・タイガー・ゲート」(香港)

武術は正義を守るためにあり
 かつて二人の男が開いた〝龍虎門〟。親と生き別れ、行き場を失った子供たちがここで武術を習いながら暮らしていた。〝龍虎門〟で生まれ育ったタイガー・ウォンはある日秘密結社〝江湖〟一味のチンピラと喧嘩となる。偶然居合わせたターボ・セックもタイガーに加担するが、一味の一人、ドラゴンが昔別れた兄であることをタイガーは知る。
 一方、江湖のボス、マーは娘シャオリンとの平穏な生活のため、アジア一の巨大犯罪組織〝羅刹門〟との関係を解消し、引退を決意する。それを知った羅刹門のボス・シブミは激怒し、マーと手下のドラゴンを抹殺しようとする。更にシブミの魔手は龍虎門にも伸びようとしていた。

 香港で35年も連載されいている人気コミックの映画化。
 ワイヤーを使ったアクション、カンフーが炸裂する映画かと思っていたが、やっぱりコミックである。ワイヤーを使ったカンフーは炸裂するが、そこにCGをふんだんに使い、更に大袈裟なアクション・シーンが展開される。
 「ドラゴン・ドリル」や「ゴールデンマスク」など必殺技も登場。彼らが技を繰り出すと、木片、更にコンクリートまで砕ける。ちょっとそのコンクリートがちゃちい感じはしたが。
 何となく雰囲気は「北斗の拳」や「聖闘士星矢」を思い出させる内容。

 ストーリーはもう分かりやすい勧善懲悪。最大にして最強の悪玉シブミに対し、傷を負いながらも、ドラゴン、タイガー、ターボの3人が挑むというもの。そこに幼い頃別れた兄弟の再会、ドラゴンやタイガーのロマンスなども絡め、香港アクション映画の王道と言えるような内容である。そして香港ノワールの味も少し表れている感じがする。

 このアクションを納得できるか、しらけてしまうかで好き嫌いが分かれそうな作品。
 それでもスピード感溢れるアクションだけに、結構楽しめるとは思うのだが。

/5

監督:ウィルソン・イップ
出演:ドニー・イェン、ニコラス・ツェー、ショーン・ユー、ドン・ジェ
於:シネマート新宿
かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート スタンダード・エディション [DVD]
ギャガ・コミュニケーションズ
2007-08-03


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この記事へのコメント

2007年04月29日 11:24
こちらにもー。
幼稚な印象もありますけど、私は楽しめたクチです。
私も北斗の拳みたいだなぁと思いました。聖闘士星矢は、名前しか知らなくて...。売れる前のSMAPが舞台で演じたくらいだから、もっとソフト目なアニメかと思っていたのですが。ここで挙げるということは、雄雄しいアクションアニメなんですね?
CINECHAN
2007年04月30日 10:25
隣の評論家さん、コメントありがとうございます。
コミックス原作ということを考えれば、こういう作品もありなんでしょう。
面白くなかったわけではありません。
「聖闘士星矢」は骨太なコミックですよ。作者の車田正美はかなり骨太な人ですからね。「リングにかけろ」や「風魔の小次郎」なんかも好きでした。
どの作品も、この「かちこみ!」のように色んな技が出てくるんですね。

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