４９「Ｇガール 破壊的な彼女」（アメリカ）

僕の彼女はスーパー・・・
　ニューヨーク。強盗団を捕まえ、大火災を消火し、ニューヨーカーから今人気のスーパー・ヒロイン・Ｇガール。私生活ではジェニーという内向的な女性。ある日ひったくりから彼女のカバンを取り返した弱気な会社員マットと出会い、恋に落ちる。マットもミステリアスなジェニーに惹かれていく。そんなマットにジェニーは自分がＧガールであることを告白。マットの気持ちも高まっていく。
　しかし、日常生活を過ごすうち、ジェニーが嫉妬深く激情型の女性だと気付くマット。さらに彼女との関係に悩む彼をいたわる同僚のハンナにどんどん惹かれていく。
　意を決してジェニーに別れ話を持ち出すマット。ぶち切れたジェニーはそれからマットに対し、好き放題復讐を繰り広げる。

　スーパー・ヒロインと恋に落ちた男。しかし、その嫉妬振りと激情に耐えられなくなって別れ話を持ち出すと、来るわ来るわ、復讐の嵐。しかもスーパー・パワーを持っているからそれも段違い。マットの車を宇宙まで投げ飛ばしたり、生きたままのサメを部屋に投げ込んだり。

　思わぬ災難に見舞われる気弱なマットのおろおろ振りが面白い。

　スーパー・ヒロインものらしく、彼女のことを調べる悪玉も登場。一応勧善懲悪も物語りに入ってくるのかと思いきや・・・ハンナとの恋も含めてそういう結末とは、ちょっと出来過ぎ？
　
　エッチなネタも満載して、全編なかなか笑わせてくれる作品である。二人の最初のベッド・シーンも笑えてくる。このシーンはラストにも効いてくる。

　ユマ・サーマンはスーパー・ヒロインという役が似合っていた。

　「道路を横断する時は左右に注意して」

/５

監督：アイヴァン・ライトマン
出演：ユマ・サーマン、ルーク・ウィルソン、アンナ・ファリス
　　　　レイン・ウィルソン、エディ・イザード、ワンダ・サイクス
於：日比谷みゆき座　

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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2010-06-25


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Comments

[もじゃ]

こんにちは、ＣＩＮＥＣＨＡＮさん。ＴＢ&コメントありがとうございます。
ユマ・サーマン主演ってこともあってか、まさかこんなおバカ作品だとは思ってなかったのでうれしい驚きでした。
いやぁ車が衛星軌道上にあるのには思わず吹き出してしまいましたよ。
個人的には続編作って欲しいなぁ。

[ＣＩＮＥＣＨＡＮ]

もじゃさん、コメントありがとうございます。
以前テレビで紹介されたのを観て、なかなか面白そうだけど、日本は公開されるか微妙だなぁと思ってましたが、無事公開され、楽しめました。多分ユマ・サーマンが出てたからだろうなぁ。
個人的には「だからなのよ・・・殺さなかったのは」が結構ツボに来ました。
続編は今度は二人が活躍というか嫉妬で手を組むというような話で。

[睦月]

こんにちわ！
これ、素直に面白い作品でしたよね(笑)。個人的には、サメを掴んで空中に浮かんでいるＧガールのシーンが最高に笑えました♪

女はジェラシーにかられると、誰もがＧガールに変身しまっせえ！女性はホントに怖いですからねえ・・・ＣＩＮＥＣＨＡＮさんも気をつけてね、フフフフ・・・。

[ＣＩＮＥＣＨＡＮ]

睦月さん、いらっしゃいませ。
素直にバカさ加減を楽しみました。
サメを投げるシーンも面白かったです（笑）
彼女が偉大なパワーを持っているということで、おたおたするマットも面白かったですが。
やっぱり彼女がこんなパワーを持っていたら、怖いなぁ～