わけわかランド、アタゴオル

232「アタゴオルは猫の森」(日本)
 ヨネザアド大陸の一部アタゴオル。そこは人間と言葉を話す猫が仲良く暮らしている場所。ある祭りの日、アタゴオル一のトラブル・メーカー、猫のヒデヨシが封印されていた箱を開けてしまう。中から現れたのは世界を支配しようとする植物の女王ピレア。時を同じくし、植物の王も現れる。王は一番強い者を父とし、立派に成長しなければいけないが、よりによってヒデヨシを父とする。ヒデヨシは王にヒデコと名付け、仲良しになる。楽しく過ごす二人だったが、ピレアは次々と人や猫を花へと変え、アタゴオルを支配しようとしていた。

 30年前から人気のコミック「アタゴオル」の完全映画化。3D-CGアニメである。
 こういう作品は、このコミックを知っている人は、それなりに楽しめるのだろうが、原作を全く知らない人にとっては、説明不足の感は否めない。
 アタゴオルという場所がどういうところなのか? 登場してくる人物がどういう者たちなのか? ヒデヨシのキャラクターは非常にわかりやすいものだったが、行動を共にしているテンプラ、ツキミ、ギルバルスなどは今ひとつそのキャラクターがわからない。ギルバルスはヒデヨシに次ぐ、特徴あるキャラクターのようだったが・・・

 序盤は踊りと歌で楽しませてくれるが、それ以降は、普通にストーリーが進んでいく。人や猫を感情のない花に変え、完全なる秩序とやらを目指す女王ピレア。それに対抗する、遊ぶことと食べることが好きなヒデヨシ。
 本当に大事なものは何か、というよくあるテーマのストーリーである。そして小さきものでも、その気持ちが大きければ、大いなることを成し遂げる。

 冒頭、石井竜也の歌などで楽しませてくれただけに、あとのストーリーは少々凡庸な感じがしてしまった。

監督:西久保瑞穂
声の出演:山寺宏一、平山あや、内田朝陽、谷啓、小桜エツ子
       石井竜也、谷山浩子、牟田悌三、佐野史郎、田辺誠一、夏木マリ
於:シネ・リーブル池袋

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  • 「アタゴオルは猫の森」 カラフルな映像に新しいCGの可能性を感じる

    Excerpt: カラフルな色彩が印象に残る映画でした。 特にオープニングのお祭りのシーンは、豊か Weblog: はらやんの映画徒然草 racked: 2006-11-11 15:54
  • アタゴオルは猫の森

    Excerpt:  『泣かないで。 この星を救えるのは笑顔だけだから。』  コチラの「アタゴオルは猫の森」は、30年前からシリーズ連載を続けているますむらひろし原作の同名コミックを、3D-CGアニメで映画化した1.. Weblog: ☆彡映画鑑賞日記☆彡 racked: 2008-03-14 23:00