144「親密すぎるうちあけ話」(フランス)

あなたの話を聞かせてください
 パートナーと別れ、寂しい生活を送る税理士ウィリアム。ある日彼の事務所に美しい女性アンヌが訪ねてくる。彼女はウィリアムを前に、夫婦間の問題を語りだし、泣き出してしまう。悩みを抱えた彼女は、精神分析医を訪ねるつもりが、ノックするドアを間違えてしまったのだ。突然の訪問者に戸惑いながらも真実を明かせないウィリアムは、そのまま彼女のカウンセリングを続けるように話を聞き続ける。

 パトリス・ルコント監督の作品は久しぶりの鑑賞。「髪結いの亭主」「仕立て屋の恋」が評価され、そこから私も何作か観続けたのだが、「リディキュール」を鑑賞した後、ぷっつりと鑑賞しなくなってしまった。気にはなっていたのだが、優先順位が上がらなかった。エスプリは必要じゃなくユーモアがいいな、ということで(わかるかな?)。

 冒頭、街からビルへと歩いていく女性の脚が映り、さらに音楽を聞いていると、サスペンスかミステリーのような雰囲気だったが、これは大人のロマンティック・コメディかな。
 赤裸々に語るアンヌとそれを聞き続けるウィリアム。この関係がいつ変化を起こすのか? 進みゆくストーリーに惹きつけられるのだが、うむ、そこはやっぱりフランス映画。心のうちを表すシーンが多い。正直退屈しないでもないのだが・・・

 結末を見て、これも新たな大人の男女の関係かもしれぬ、と思ったりして。

監督:パトリス・ルコント
出演:サンドリーヌ・ボネール、ファブリス・ルキーニ、ミシェル・デュショソーワ
於:日比谷シャンテ シネ
親密すぎるうちあけ話
インディペンデントレーベル
2006-06-03
(オリジナル・サウンドトラック)

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この記事へのコメント

睦月
2006年07月13日 20:51
こんばんわ!すんません・・・たくさんコメントいただいていたのに、まともにお返事もしてなくて・・・。怒った?CHINECHANさん、怒った(泣)?
観たんですね・・・結局観てしまったんですねえ・・(笑)
やっぱ少し退屈ぎみだったかしら・・・。睦月はこういう感じが大好きなんだけれどね。
微妙な心理状態や、微妙な関係性を表すのが非常に上手いですね、やはりフランス映画は。ハリウッド映画にはない、繊細さって感じです。
CINECHAN
2006年07月14日 01:03
睦月さん、こんばんは。
<まともにお返事もしてなくて・・・。怒った?CHINECHANさん、怒った(泣)?
怒ってます! なんてことはないんですが、ちと淋しかったりして・・
う~ん・・微妙な機微ってのはわかるような気もするんですが、やっぱりちょっと退屈してしまいましたね(泣)
2006年07月15日 00:40
CINECHANさん、ご無沙汰しておりましたぁ
>エスプリは必要じゃなくユーモアがいいな
またまた上手い事をいいますなぁ!!ふむふむ。
この手の作品にあるユーモアのテイソス&エスプリのブレンド感が
個人的には好きだったりするのです。(←って、知ったかぶりでした)
が、それが苦手で退屈になるケースもなくはない。のも分かるっす!
とってもビミョ~ですよねぇん。テヘ
CINECHAN
2006年07月15日 01:58
purple in satoさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
正直エスプリ感は今ひとつわかりませんでした。
フランスの恋愛映画ってやっぱり苦手の部類に入るかもしれません。
設定は面白いと思ったんですが・・(泣)
2006年07月15日 21:24
CINECHANさん、こんばんわ。
「微妙な女心」を描いた作品だったのかなぁ。と思っています。
「微妙な女心」に翻弄される側(男性)の立場で観ると、多分、ワケが解らない=苦手、ってことになるのかも・・・?
CINECHAN
2006年07月16日 12:22
HIROMIC WORLDさん、コメントありがとうございます。
確かにこういう立場になったら、ワケがわからない、というかんじになるかもしれませんね。
でも、ウィリアムには共感を持って観られましたが・・これってやっぱりワケがわからないということかな?

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