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zoom RSS 90「ぼくを葬(おく)る」(フランス)

<<   作成日時 : 2006/05/03 00:06   >>

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今ここで、おまえと死にたい
 31歳の新進カメラマン、ロマン。彼は突然医師より宣告される。「余命は3ヶ月、いや1ヶ月かもしれない」
 突然の死の宣告にロマンは動揺、絶望する。家族にも真実を告げることができず、逆に家族に厳しくあたる。同居していた恋人のサシャにも別れを告げる。誰にも真実を言わなかったロマンも久しく会っていない祖母には真実を話す。「今ここで、おまえと死にたい」祖母の言葉に涙するロマン。
 絶望をさまよっていたロマンの気持ちを変えたのは、ある手紙と見知らぬ女性からの思いもよらぬ提案だった。

 突然死を宣告されたらどうするか? おそらくロマンのように動揺、絶望するだろう。親しい人を拒絶してしまうロマン。それでもあることがきっかけで死と折り合いをつけようとする。写真を残し、そしてもう一つ残すものを・・
 別れた恋人サシャに言われる。「君は一人じゃ生きていけないから」。それでは死ぬときは?

 泣かせようとする作品ではない。死というものと真摯に向き合う作品である。彼のとった行動が必ずしもいいとは言えないだろうが、果たして自分が同じ立場になったなら?
 泣かせようとする作品ではないと言ったが、それでもシーン、シーンでじわっと溢れるものがある。辛くなってしまうんだよね。

監督:フランソワ・オゾン
出演:メルヴィル・プポー、ジャンヌ・モロー
    ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、ダニエル・デュバル
於:日比谷シャンテ・シネ
ぼくを葬る [DVD]
日活
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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
CINECHANさん、こんにちわ。
連日のお邪魔です...。
いやぁ、コレ。かなり好きです、私は。
ジャンヌ・モローの存在感は圧巻でしたね。出番はアレだけなのに、強烈に覚えております。
それと、ロマンが姉の子供の写真を陰からコッソリ撮っているシーン。あそこは、かなり泣きどころでした。
これ程に重たいテーマを短い尺によくまとめてあると感心もしました。素晴らしいと思いましたよ!
隣の評論家
URL
2006/05/03 22:37
隣の評論家さん、コメントありがとうございます。
静かにじんわり胸にくる作品でした。
祖母とのやり取りは胸にきましたね。あの台詞はかなり私もきました。
CINECHAN
2006/05/04 10:41
こんばんわ。
ジャンヌ・モローの演技力は本当に流石でしたね。ロマン役のメルヴィル・プポーも、もっと観てみたい。日本での上映作品が増えるといいなぁ。
HIROMIC WORLD
URL
2006/05/14 00:06
HIROMIC WORLDさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ジャンヌ・モロー演じる祖母とのやりとりは切なかったですね。
メルヴィル・プポーもどんどんやつれる感じ、よく出ていました。
死について考えさせられる作品でした。
CINECHAN
2006/05/14 01:36
CINECHANさん、こんばんはぁ
なんか随分と遅くのレビューですみません…m(__)m
やっとこさ鑑賞できてラッキー&ハッピー?ですよん
が、やっぱりオゾンは難しいっすぅぅぅ
「死」と「生」という題材以上に奥がありそうなのに覗け
ない…あ〜ん、なんかもどかしいぃぃぃ
いまだ悶々としておるのでしたぁはははぁ〜↓
purple in sato
URL
2006/06/23 22:56
purple in satoさん、コメントありがとうございます。
確かに難しい作品ではあると思います。その雰囲気を楽しむのでもいいでしょう。
ロマンの行動が必ずしも共感できるものではありませんが、あれも一つの死に方ですしね。
CINECHAN
2006/06/24 10:33
こんばんは。
やはり、祖母とのシーンが好きでした。会話のひとつひとつが。
彼女もやはり死を受け入れてる人間だからでしょうか・・・
カオリ
URL
2006/10/25 21:51
カオリさん、いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。
祖母との会話は一つのキーでしたね。そこで、ロマンの気持ちも少し変わったように感じます。
CINECHAN
2006/10/26 01:00

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