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zoom RSS 17-045「WE GO ON −死霊の証明−」(アメリカ)

<<   作成日時 : 2017/04/22 01:00   >>

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死者と共に生きていく
 ロサンゼルス在住のビデオ編集者マイルズ・グリソムは、死を過度に恐れるあまり孤独に生きていた。
 その恐怖を克服するため、相続して得た金を使い、天使、悪魔、幽霊、前世や来世など、死後の世界が実在することを自分に証明した最初の人間に多額の懸賞金を渡すという新聞広告を出し、何千という連絡者の中から化学の教授、メキシコ料理店で働く女性、起業家の3人の候補者を決める。
 マイルズは、自分の人生を案じている育ての母親シャーロットを伴い、候補者たちと会うためにロサンゼルス縦断の旅に出る。
 しかしこの旅は、身の毛もよだつ悪夢への入り口だった。(「KINENOTE」より)


 死に対して異常なほど恐怖心を抱える男、マイルズ・グリソムはある日新聞に広告を出す。
 死後の世界を証明した者に3万ドルの賞金を出すというもの。

 幾つもの連絡があった中で、信憑性の高い3人を選び、会いにいくことにするマイルズ。
 しかし、そこから思いもよらぬ恐怖を味わうことになる。


 死後の世界の存在を証明することによって、死の恐怖を克服しようとする男が、本当の恐怖を味わい、翻弄される様を描いたサスペンス・ホラー。


 果たして本当にマイルズに連絡してきた者の中に、死後の世界を証明できる者がいるのか。
 最初はそれが気になる展開。

 やはり中には詐欺まがいのものがあったりするのだが、やがてマイルズは本当に死後の世界を知ることになる。

 
 死後の世界を知った後にマイルズが体験する出来事は、なかなか恐ろしいもの。
 しかし、面白いのは、マイルズはそれに慣れ、日常を過ごそうとする。

 霊は人にとり憑くが、とり憑いた人間が死んでしまうとその霊も消えてしまうので、とり憑いた人間を傷つけるようなことはしない。
 マイルズが危険なことをしようとすると、霊が怯える表情をするというのは面白かったな。

 そんな霊はマイルズにあることをするよう要求してくる。それをすれば、霊はマイルズを解放するようであるが、その行為は躊躇するようなもの。

 そのためマイルズは霊と共に生きていくことを決断する。

 このまま物語は終わるのかなと思ったが、思わぬ展開と真実が明らかになる。


 驚かされるシーンは幾つかあったが、そんなに恐怖を煽るようなホラーではなかったかな。
 ただ、マイルズが霊に憑かれてからの展開は、なかなか興味深く、更に最後には思わぬ真実が明らかになったりし、面白いサスペンス・ホラーであった。

/5

監督:ジェシー・ホーランド、アンディ・ミットン
出演:アネット・オトゥール、クラーク・フリーマン、ジョヴァンナ・ザカリアス
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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