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zoom RSS 17-025「パーフェクトマン 完全犯罪」(フランス)

<<   作成日時 : 2017/04/13 00:00   >>

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砂は黒かった
 故人の日記を盗作してベストセラー作家になった青年が、徐々に追い詰められていく。(「KINENOTE」より)


 使い古された題材のような気はするが、主人公のマチューがどんどん追い詰められる姿を見ているとドキドキしてしまう話であった。


 運送屋で働きながら小説を書き続ける作家志望のマチュー・マーサー。
 しかし、出版社に送った原稿は有無も言わさずのボツで、鬱々とした日々を過ごしていた。

 ある日、孤独死した老人の遺品を整理している時に、アルジェリアの戦争時の日記を見つけ、それを自分の作品として出版社に送るとすぐさま出版の運びとなり、ベストセラーとなる。

 一躍時の人となり、更にアリスという女性とも恋に落ち、セレブな生活を送るようになるマチュー。

 しかし、出版社からの前金で受けた次回作はもちろん全然書けず、催促され続ける。
 そして、そんな彼の言動を怪しむアリスの友人、スタン。

 ついには彼が盗作したことを知る人物まで現れる。


 嘘に嘘を重ね、自分で自分を追い詰めていくマチューの姿が痛々しくもあり、ちょっと愚かだなと感じながらも、果たしてどうなっていくのか気になり、惹き込まれる展開であった。

 一つの危機が訪れると、行き当たりばったりのような行動で何とか隠そうとするマチューであるが、ついには後に戻れぬことをしでかしてしまう。

 一番マチューが恐れているのが、盗作したことをアリスとその両親に知られること。

 マチューの言動はどう見ても怪しいもので、アリスたちは気付かないのかなと思ってしまうが、それをいち早く察するのがスタン。
 スタンの疑心によって、ついに悲劇が起こる。


 疑心から督促、更に脅迫によって追い詰められてしまったマチューが最後に取った行動。
 どういう目的があるのかなと思って見ていたが、そういう決着だったのか。

 しかし、この決着、現代の話だとちょっと納得し辛い感じがしなくはなかったな。
 年齢が違うので、調べれば判るような気もするのだが。

 ラスト・シーンはちょっと皮肉で、切ない感じで終わっており、余韻を残すものがあったな。


 納得し辛い部分もあったが、嘘に嘘を重ね追い詰められてしまう男の姿を描き、なかなか緊張感もあって面白い作品だった。

/5

監督:ヤン・ゴズラン
出演:ピエール・ニネ、アナ・ジラルド、アンドレ・マルコン、ヴァレリア・カヴァッリ
    ティボー・ヴァンソン、マルク・バルベ、ロラン・グレヴィル
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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