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zoom RSS 16-266「蜜のあわれ」(日本)

<<   作成日時 : 2016/12/19 00:03   >>

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死と税金からは逃れられないと言うだろ
 老作家を“おじさま”と呼び、一緒に暮らしている赤い服の美少女、赤子。その正体は、尾ひれをひらひらさせて水の中を泳ぐ真っ赤な金魚だった。
 気が向けば少女の姿で外にも繰り出すが、ある時、野良猫にバレてお尻を引っ掻かれ、尾ひれをケガしてしまう。そんな赤子の前にある日、真っ白な着物の女性が現われる。
 彼女は老作家への想いを断ちがたく、この世を彷徨う幽霊だった。(「allcinema」より)


 室生犀星の原作小説を映画化した作品。

 主人公の老作家は室生犀星自身を投影したらしいと言われている。

 そんな老作家と、一緒に暮らしている若い女、赤子との際どい会話と恋模様を描いたラブ・ロマンス。


 まあ年老いた作家と若い愛人とのエロティックなロマンスなんだろうなと思っていたら、赤子の正体は金魚だという驚き。

 更に老作家恋しさにあの世から戻ってきた、真っ白な着物のゆり子という女性まで現れる。

 加えて、老作家は夢か幻想か、すでに自殺している芥川龍之介と会って会話したりする。

 
 老作家と赤子、ゆり子の3人の関係の行く末を、ちょっと滑稽で幻想的に描いたファンタジック・ラブストーリーのようである。

 赤子のキャラクターが老作家を振り回している感じで、赤子は可愛くもあるが、疲れる相手でもあるな。

 そんな赤子は、老作家だけでなく、ゆり子も言葉で振り回し、そのやり取りもおかしなものがあったな。

 3人の恋の行く末を見ることが出来るのは、芥川龍之介と金魚売の男だけ。


 ファンタジックな話ということで、その行き着く先は計り知れないところもあるが、赤子のキャラも際立ち、全体的に滑稽で面白い作品だった。

 ちょっと赤子の運命は呆気ない感じがしたけれども。

/5

監督:石井岳龍
出演:二階堂ふみ、大杉漣、真木よう子、韓英恵、上田耕一、渋川清彦、高良健吾、永瀬正敏、岩井堂聖子
於:新宿バルト9
蜜のあわれ
2016-09-02


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蜜のあわれ
老作家の書斎にやって来る愛くるしい少女・赤井赤子。 自分のことを「あたい」と呼ぶ彼女は我儘を言ってばかりだが、老作家は彼女とのおしゃべりを楽しんでいる。 ある日、老作家の講演会を聞きに行った赤子は、客席で儚げな和装の女・田村ゆり子と出会う。 老作家の古い知り合いらしいゆり子は、赤子と作家との関係が気になるようで…。 ラブ・ファンタジー。 ≪人を好きになるということは愉しいものでございます。≫ ...続きを見る
象のロケット
2016/12/21 09:04

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