CINECHANが観た映画について

アクセスカウンタ

zoom RSS 16-215「追憶の森」(アメリカ)

<<   作成日時 : 2016/10/12 00:03   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 0

水辺にいるのが好きだ
 富士山の麓に広がる青木ヶ原樹海。ここに死に場所を求めてアメリカからやって来たアーサー・ブレナン。森の奥深くに分け入り、睡眠薬で自殺を図ろうとしていた彼の前に、傷つき憔悴した日本人男性が現われる。
 助けを求める彼を放っておけず、一緒に出口を探すアーサー。しかし一向に出口を見つけられず、森の中を彷徨い歩く2人に次々と試練が襲いかかる。
 互いに助け合う中で、次第に心を開いていく2人。
 やがてナカムラ・タクミと名乗るこの男性に、自分がここへやって来た理由を語り始めるアーサーだったが。(「allcinema」より)


 富士の裾野に広がる青木ヶ原樹海を舞台に、死に場所を探して樹海に入ったアメリカ人男性が、出口を求めてさまよう日本人男性と出会い、行動を共にするうちに自らの人生を見つめ直す様子を描いたミステリー・ドラマ。

 アメリカ人男性、アーサー・ブレナンを「MUD マッド」のマシュー・マコノヒー、ナカムラタクミと名乗る日本人男性を「ダレン・シャン」の渡辺謙が演じ、アーサーの妻、ジョーンを「ダイアナ」のナオミ・ワッツが演じている。

 物語は、樹海の中のアーサーとタクミの姿、そしてアーサーが回想するジョーンとの日々が並行に描かれ、登場人物はほぼこの3人と言っていいくらい。

 樹海の中で、出口を求め、困難に遭いながら、何とか進んでいくアーサーとタクミであるが、その間にお互い信頼感が出来たのか、それぞれの身の内を話すようになる。

 そして、アーサーは妻、ジェーンとの出逢いや夫婦としての生活、彼女の病気のことを語り、それが回想として映し出される。

 アーサーが樹海に死に場所を求めた理由は妻の死だろうなとは判るのだが、その死因に関しては驚きの展開だったな。

 タクミも家族のことを語るが、妻と娘の名前がキイロ≠ニフユ
 またハリウッドの、適当な日本表現かと最初聞いたときは思ったが、この名前の理由が最後の最後に明らかになる。


 愛するものをなくし、死を考えていた男が、樹海で一人の日本人男性に出逢い、一緒に出口を探すうちに再び人生を見つめ直す。

 果たしてタクミという存在は何であるのか、アーサーにどのような影響を与えるのか。

 なかなかドラマティックな展開と内容で興味深い作品だった。

 気になるのは、やっぱりタクミという男が何であったのだろうということかな。

/5

監督:ガス・ヴァン・サント
出演:マシュー・マコノヒー、渡辺謙、ナオミ・ワッツ、ケイティ・アセルトン
    ジョーダン・ガヴァリス、ジェームズ・サイトウ、オーウェン・バーク
於:池袋シネマ・ロサ
追憶の森(字幕版)
2016-09-14


Amazonアソシエイト by 追憶の森(字幕版) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
「追憶の森」
もうなかなかの年月を生きてきて、色んな事を経験して、本を読んで映画を観て、自分の知らない世界の事も垣間見たような気になって、社会生活ではその場その場でのお作法も学んで、物事を大人として客観的に見たり俯瞰で見たりする訓練を経て、想定内やいつか来た道だと思う事が増え、斜に構えたり、冷静を装ったり、時には多勢に無勢でやり過ごしたり、強く何かを願う事が稀になってきたり、まあいいかと諦める事が増えたり、そんなやさぐれた私にでさえ、心に染み渡る大人の童話だった。スピリチュアルな作品は、…スピリチュアルなもの... ...続きを見る
ここなつ映画レビュー
2016/10/18 12:30
追憶の森
富士山の北西に広がる青木ヶ原樹海の森。 この地を訪れたアメリカ人男性アーサーの目的は、永遠の眠りにつくことだった。 死の準備を始めた彼の前に、怪我をした日本人男性タクミが現れる。 見かねたアーサーは、薬にふらつきながらもタクミを森の出口へ案内しようとするが、方向感覚を失った二人は森をさまようことに…。 ドラマティック・ミステリー。 ...続きを見る
象のロケット
2016/10/26 10:38

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
16-215「追憶の森」(アメリカ) CINECHANが観た映画について/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる