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zoom RSS 16-119「ひそひそ星」(日本)

<<   作成日時 : 2016/06/08 01:16   >>

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早くしないと、死んじゃうから
 遥か未来。人類は大きく数を減らし、宇宙全体ではすでに滅びゆく絶滅種と認定されていた。
 昭和レトロな内装の宇宙船に乗るアンドロイドの鈴木洋子は、星々を巡り、そんな人間たちに荷物を届ける宇宙宅配便の配達員。どんな距離でも瞬時に物を移動できるテレポーテーションがある時代に、人間が何年もの時間をかけて物を届けるのが理解できない洋子。
 それでもアンドロイドの洋子は、自分に与えられた役割としてとして、人間に物を届ける仕事を淡々とこなしていくのだったが。(「allcinema」より)


 「希望の国」「リアル鬼ごっこ」等の園子温監督の最新作。

 一瞬以外は全てモノクロームで綴られるSFファンタジー。


 まるで昭和のアパートの一室に設えられた台所が登場し、そこでお茶を沸かしたりする女性。
 SFじゃないのかなと思ったが、実はそこは宇宙船内で、宇宙船の形もアパートの外観そのもの。

 そしてその宇宙船を動かしているコンピュータもレトロな形。

 やがて、鈴木洋子と名乗るその女性もアンドロイドであることが判り、人間たちに依頼された荷物を届けるために宇宙を航行していることも判る。

 そんなアンドロイド洋子が長い時間をかけて、荷物を配達する様と宇宙船内の様子を描いているが、正直かなり淡々としており、オチそうになってしまったな。

 一応、荷物を配るという目的はあるのだが、本当にそれだけ。

 それを静謐な雰囲気で描いているところは興味深いが、展開がほぼ単調なだけに、苦しかったな。

 洋子もコンピュータも、他の人物も皆ひそひそ声で喋る。
 それに理由はあるのだが、そのひそひそ声が作品の雰囲気にはマッチしている感じだったな。


 洋子が荷物を届ける星の風景は、福島で撮影されたものらしく、被災し、廃墟のようになった街の風景に、それぞれの星の荒涼とした雰囲気がよく出ていたな。

 福島で撮影し、福島に住んでいる一般の人々が出演しているところに、監督の意図があるのだろうな。


 園子温監督としては、あまり最近観ない作風で、評価を得るような作品なのかもしれないが、個人的には正直辛かったかなという作品だった。

 園子温監督ということで、自分なりに期待した部分があるので、思いもしなかった作風というのもあったかもしれないな。

/5

監督:園子温
出演:神楽坂恵、遠藤賢司、池田優斗、森康子
於:新宿シネマカリテ
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