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zoom RSS 16-117「燐寸少女 マッチショウジョ」(日本)

<<   作成日時 : 2016/06/05 23:18   >>

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妄想は自由で果てしない
 寿命1年と引き換えに妄想を具現化する“妄想燐寸”を売る謎の少女リン。
 高校で“ウジ虫”と呼ばれ、イジメを受けている氏家治は、リンからもらった燐寸を擦り、女子たちにモテたいと妄想する。
 一方、美大生の岸田叶人は周囲が自分の才能をどう思っているのか、本音が聞ければと妄想するが。(「allcinema」より)


 寿命1年と引き換えに、人の妄想を具現化するマッチを売る少女、リン。

 そんなマッチを買った人々が、己の妄想に振り回され、やがて過酷な運命を辿る様を描いたダーク・ファンタジー。

 マッチを売る少女、リンを演じたのは、AKB48のメンバーだという佐藤すみれ。
 あまりよく知らないな。

 役柄的に、話の展開自体には関わってこないので、主役なのに、出番は少なめだったな。


 マッチは、妄想を具現化するもので、願望には有効ではない。

 妄想と願望のすみわけが難しいが、女子にモテたい≠ニいうのは願望で、有効にはならないのだが、人の心を覗きたい≠ニいうのは妄想として扱われるんだな。


 いじめを受けている高校生がマッチを手にして、妄想するのは、いかにも高校生男子が考えそうなこと。

 美大生の男は、常に自分の画に対する評価が気になっている。
 そしてマッチで他人の心を読み取っていくが、ある女子美大生への嫌がらせに関わっていくことから、やがて人の心の裏側を覗き見ることとなり、それが悲劇を生み出す。

 この二人が辿る運命は皮肉なものであったが、もう一人マッチを買う男性がいる。
 妻が余命宣告を受けた老齢の男性。

 もちろん願うは妻の病気が治るようにということであるが、それは妄想ではなく願望。

 そこで男性が妄想したことは。

 残酷な運命を辿った先の二人と違って、こちらは結構ホロリとさせられる展開であった。


 妄想は、人の欲望から生まれたもの。それが具現化することによって引き起こされる運命が興味深い展開の作品だった。

 ちょっと「笑ゥせぇるすまん」に似たところがあったな。


 マッチを売って、途中でちょこっとだけ登場するリン。
 いったい何者かと思ったが、一応彼女に関わることも少しだけ描かれる。

 それは続編作られた時に明かされる物語なのかな。

/5

監督:内田浩
出演:佐藤すみれ、小林豊、本田剛文、小野賢章、美山加恋、上野優華
    唯月ふうか、森迫永依、尾関陸、御伽ねこむ、岡幸二郎、大石吾朗、丘みつ子
於:シネ・リーブル池袋

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燐寸少女 マッチショウジョ
【概略】 それぞれ心に闇[キズ]を抱えた人々の元に、謎の少女リンが訪れ、寿命1年と引きかえに妄想を具現化する「妄想燐寸」を売る。最初は恐る恐る燐寸を擦るが、次第に燐寸の力に取り憑かれていく彼らを待っていたのは、残酷でせつない運命だった…。 スリラー ...続きを見る
いやいやえん
2016/08/23 16:30
『燐寸少女 マッチショウジョ』をシネ・リーブル池袋2で観て、凡庸と思わせながら最後に一矢だけ報いたな...
▲佐藤すみれ。 ...続きを見る
ふじき78の死屍累々映画日記
2016/08/26 22:32

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