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zoom RSS 16-095「スキャナー 記憶のカケラをよむ男」(日本)

<<   作成日時 : 2016/05/06 00:19   >>

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才能は、他人のためにある
 “残留思念”と呼ばれる物や場所に残る人間の記憶や感情を読み取ることができる超能力者、仙石和彦。
 かつてはひょんな成り行きから芸人の丸山竜司と“マイティーズ”というお笑いコンビを組んで人気を博すも、この特殊能力のせいで人間不信に陥り、コンビも解散。今はマンションの管理人として静かな隠遁生活を送っていた。
 そんなある日、かつての所属事務所に女子高生の秋山亜美が現われ、ある人捜しを依頼する。それは、彼女が慕う失踪したピアノ教師・沢村雪絵をマイティーズに捜し出してほしいというものだった。
 マイティーズ復活を目論む事務所の女社長・峠久美子に命じられ、渋々ながらも亜美とともに仙石の説得に向かった丸山。
 やがて紆余曲折の末、どうにか雪絵捜しを始めた3人だったが。(「allcinema」より)


 物や場所に残る人間の記憶や感情を読み取ることが出来る男が、女子高生の依頼で、行方不明となったピアノの先生を、元相方と共に捜索する顛末を描いたサスペンス・ミステリー。


 いわゆる、残留思念というものを読み取る話としては、韓国映画の「サイコメトリー 〜残留思念〜」という作品があったが、「サイコメトリー 〜残留思念〜」がかなりハードな話であったのに対し、こちらは、元漫才コンビが主役ということもあってか、結構ライトで、コミカルな要素も多いミステリーだったな。


 そんな能力を持つ、仙石を演じたのが、「陰陽師」「のぼうの城」の野村萬斎。
 
 その能力が故に、嫌なものを見すぎて、すっかり人間嫌いの引き篭もりになってしまった男を演じており、安倍晴明とは正反対の雰囲気だったな。


 ひょんなことから行方不明となったピアノ教師、沢村雪絵を捜すことになった仙石と元相方の丸山。
 
 最初は嫌々だった仙石も、残留思念を読み取っていくうちに、雪絵の人柄を知り、捜査にのめり込んでいくようになる。
 やがて雪絵の失踪が、先に起こった2件の殺人事件に繋がっていることが判明し、警視庁の捜査課も乗り出してくる。

 科学捜査を第一とする警察との対立もある中、仙石と丸山は独自の調査を進めていき、やがて大きな手がかりを掴むと共に命の危険に晒されるようになる。

 
 犯人捜しのミステリーとしてはまずまず面白かった。
 加えて、依頼人である亜美とピアノ教師、雪絵のドラマがあり、更に犯人と思われる人物にもドラマがある。


 一件落着かと思われた後に、どんでん返しがあるのだが、正直この展開は今ひとつな印象だったな。

 これまた掟破りのような感じに受け取れるのだが、動機としても、何故今頃という感じは拭いきれなかったな。


 最後の最後に、亜美が仙石に雪絵の捜索を依頼することになる、そのきっかけが明かされるところは、ちょっと温かい感じだった。


 コミカルなミステリーで、ドラマ性も強く、ちょっと切ない雰囲気もあって、エンターテインメントとして充分楽しめる一本であった。

 真犯人の顛末は、やややり過ぎな感はあったかな。

/5

監督:金子修介
出演:野村萬斎、宮迫博之、安田章大、杉咲花、木村文乃、ちすん、梶原善、福本愛菜、岩田さゆり
    北島美香、峯村リエ、嶋田久作、風間杜夫、高畑淳子、絲木建汰、篠原悠伸、高島豪志
於:丸の内TOEI

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タイトル (本文) ブログ名/日時
スキャナー 記憶のカケラをよむ男
野村萬斎の現代劇姿は何だか新鮮。 ...続きを見る
だらだら無気力ブログ!
2016/05/07 00:39
スキャナー 記憶のカケラをよむ男
かつて、お笑いコンビ“マイティーズ”として活動していた仙石和彦は、今はマンションの管理人。 彼には残留思念(物や場所に残った人間の記憶や感情)を読み取る特殊能力があった。 ある日、売れない芸人を続けている元相方の丸山竜司が、女子高生・秋山亜美を連れてやって来る。 亜美は、マイティーズの二人の力で、失踪したピアノ教師・沢村雪絵を探して欲しいのだという…。 ミステリー。 ...続きを見る
象のロケット
2016/05/27 07:02

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