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zoom RSS 16-081「獣は月夜に夢を見る」(デンマーク・フランス)

<<   作成日時 : 2016/04/20 00:58   >>

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私が怪物になってしまう前に抱かれたい
 海岸沿いの小さな村に暮らす少女マリー。
 母は重い病気のために車椅子生活を送っているが、彼女を支える父親は、なぜか病気のことをマリーには教えようとはしない。村人はそんな母親を警戒し、娘のマリーにも冷たい視線を投げつける。
 閉ざされた村の中で孤独に生きてきたマリーだったが、働き始めた工場でダニエルと出会い、恋に落ちる。
 そんな中、マリーの身体では不可解な変化が起こり始め、彼女はその異変と母の病気との関連を調べ始めるのだったが。(「allcinema」より)


 海岸沿いの町で暮らしている19歳の少女マリー。
 そんな彼女の体に隠されていた秘密が露わになった時、衝撃的な事件が起きる。


 冒頭からマリーが医師に診察を受けているシーンから始まるが、何となく医師は何を診ているか判っている感じ。

 そしてマリーの母親は病気で、父親と一緒にマリーが看護している。

 そんな中、マリーの体に異変が起き始め、やがて真実が明らかになっていく。


 海岸沿いの町の風景は、ちょっとどんよりした天気もあって、雰囲気がよく出ている。

 ダニエルという青年と出逢い、恋に落ちるマリーであったが、体の変化は徐々に進んでいく。

 ある事件をきっかけに、町の人々から懐疑的な視線を受けるマリー。

 やがて、マリーは町の人々に追われることになるが、体の変化が進んでいくと、凶暴化し、逆に人々を襲うようになる。

 そんなマリーを排除しようとする人々、そしてマリーを助けようとするダニエル。

 果たしてマリーの運命はどうなるのか、そしてダニエルとの関係は。


 北欧の町を舞台としたファンタジック・ホラーということで、「ぼくのエリ 200歳の少女」と比較されているみたいだが、ちょっと切なさは、そこまで行っていない感じ。

 マリーの辿る運命とダニエルとの関係の描き方も、ちょっと弱かったかな。

 マリー自身の感情の描き方も、恐怖なのか絶望なのか怒りなのか、今ひとつ判り辛く、単なる復讐の殺人という感じになってしまったかな。

 まあ、それはそれなりにスッキリする展開ではあったが。


 舞台設定や、物語の設定は興味深かったが、思ったほど深みが足りない印象の作品だった。

/5

監督:ヨナス・アレクサンダー・アーンビー
出演:ソニア・ズー、ラース・ミケルセン、ソニア・リクター、ヤーコブ・オフテブロ、ティナ・ギリング・モーテンセン
於:シネ・リーブル池袋
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「獣は月夜に夢を見る」
怖くて哀しいオハナシ。冒頭から映し出される北欧の漁村の風景があまりにも美しいのだが、その美しさが閉鎖性のある村の棘を想起させる働きをしていると思う。このタイトルからして充分に想像しなければならないはずの展開に、中盤まで全く気づかなかった。ある意味ラッキーな接し方だ。だからこそ、怖さと哀しさがひとしお。ネタバレする内容ではないので、これ以上どう書いていいのか判らないが…インターネット、SNSが発達している現代社会ではこういう村の構造はあり得ないと思うのだが、それでも「異形」に対する廃除行為が現存す... ...続きを見る
ここなつ映画レビュー
2016/04/20 12:27

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