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zoom RSS 16-075「マネー・ショート 華麗なる大逆転」(アメリカ)

<<   作成日時 : 2016/04/11 01:10   >>

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世界の破滅が来るのを待っている
 2005年。風変わりな金融トレーダーのマイケルは、格付けの高い不動産抵当証券に信用力が低いはずのサブプライム・ローンが組み込まれていることに気づき、破綻は時間の問題だと見抜く。だが、好景気に沸くウォール街で彼の予測に真剣に耳を傾ける者など一人もいなかった。
 そこでマイケルは、“クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)”という金融取引で、バブル崩壊の際に巨額の保険金が入る契約を投資銀行と結ぶ。
 同じ頃、若き銀行家ジャレッドやヘッジファンド・マネージャーのマーク、引退した伝説のベンもまた、バブル崩壊の足音を敏感に察知し、ウォール街を出し抜くべく行動を開始するが。(「allcinema」より)


 いわゆるリーマンショック≠ニ言われる世界経済危機。
 その兆候をいち早く見抜いたトレーダーたちの闘いを描いた金融ドラマ。

 住宅ローンの中に信用性の低いサブプライムローンが組み込まれていることに気付き、住宅市場の暴落を予想し、空売りを開始する金融トレーダーのマイケル。

 マイケルの動きを察知し、それを自ら売りに出す銀行家のベネット。そのベネットに取引を持ちかけられるファンド・マネージャーのマーク。
 そして、ウォール街参入を狙う若者たちに相談を持ちかけられる元銀行家のベン。

 好景気に沸くウォール街の面々の冷笑をよそに、それぞれが金融危機の危惧を感じ、動き出す。


 物語の展開としては、ウォール街の反逆者というような立場で動くマイケルたちが、冷笑され、投資家たちの怒りを買いながらも、いつその行動が報われるのか、気になる展開であった。

 ただ、彼らの成功は、経済の危機が起こり、それによって多くの失業者を生み、家を失う者たちを作り出してしまう。

 必ずしもスッキリするラストではなかったな。


 それにしても、話の内容は難しかった。
 金融に疎い身としては、作中でマイケルたちが行うCDSの空売りが、住宅市場の暴落によって莫大な利益を生み出すという仕組みが、なかなか理解し辛かったな。

 マークとその部下たちの実地調査によって、住宅ローンの異常な実態が明らかになっていくところは、さすがに驚きと恐怖を感じたが。

 個人的には、物語の構成もちょっとストーリーの掴み難さを生み出してるんじゃないかなという気がする。
 途中、登場人物たちがカメラ、観客に語りかけるシーンというのは、流れを寸断している感じがしたな。

 まあ、難しい金融の内容に関して、判りやすく説明しようという試みなんだろうとは思うのだが。


 話の内容としては非常に興味深かったので、判り辛いところがあっても飽きることのなかった作品であった。

/5

監督:アダム・マッケイ
出演:クリスチャン・ベイル、スティーヴ・カレル、ライアン・ゴズリング、ブラッド・ピット
    ルディ・アイゼンゾップ、ケイシー・グローヴズ、マリサ・トメイ、アデペロ・オデュイエ
    レイフ・スポール、ハミッシュ・リンクレイター、ジェレミー・ストロング、ジョン・マガロ
於:TOHOシネマズ日劇

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