CINECHANが観た映画について

アクセスカウンタ

zoom RSS 15-215「ミッドナイト・アフター」(香港)

<<   作成日時 : 2015/10/31 12:26   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

俺はブリキ缶の中に座っている
 香港。旺角(モンコック)から北上して大埔(タイポー)まで行く小型の深夜バスが、17人の乗客を乗せて走っている。
 だが、獅子山(ライオン・ロック)トンネルを抜けたところで異変が起きる。世界からすべての人間が消失してしまったのだ。運転手や乗客たちはバスを降り、人影の消えた町をさまよう。
 地上に存在する人間は17人という状況下、やがて彼らの内面に潜む怪物が目を醒ましていく。(「KINENOTE」より)


 深夜の小型バスに乗り合わせた17人の男女が、誰もいなくなった街を彷徨う姿を描いたSFミステリー。
 監督は「THE JOYUREI 女優霊」のフルーツ・チャン。


 モンコックからタイポーまで行く小型バスに運転手を含む17人の男女が乗り合わせる。
 ライオン・ロック・トンネルを抜けたところで街の様子が一変。バスに乗っている彼ら以外、人の姿は見えなくなっている。

 自分たち以外誰もなくなった街で、原因を探り、その状況から脱しようとする乗客たちの姿が描かれる。


 バスに乗ろうとしていた男女が、別の車に乗り、途中事故に遭っているシーンがあり、まず、もしかすると彼らはトンネルをくぐった時に、何かしら事故に遭い、死んでいるのではないかと思わせる。

 あるいはタイム・スリップしてしまったのか。

 様々な要因が提示されていくのだが、なかなかその原因は判らない。

 あるノイズ音をキャッチしたことから、デヴィッド・ボウイの「スペース・オデッセイ」という曲の熱唱へと変わっていくシーンは面白く興味深かったが、なかなか原因究明には繋がっていかない。

 更に、突然体が崩れだして死ぬという人も現れ、原因不明の死の恐怖にも見舞われることになる。
 
 ガスマスクを装着した、しかも日本人も登場するという展開。
 その日本人を捕まえ、話を聞きだそうとする彼らが、日本語が判らず、スマホのグーグル翻訳を使うシーンは笑ってしまった。

 そのように、結構コミカルなシーンも交えており、更になかなか原因が判らないということもあって、緊迫感は少なめだったが、サイモン・ヤムやラム・シューのちょっとコミカルな演技が、なかなか見応えあって、存在感を見せていたな。

 日本人の存在から、福島の事故に話は関連してきたりする。


 様々な要因が考えられる中、謎を解き明かすキーとなろう場所へ向かおうとする残った者たち。

 終盤、嫌な予感がしていたのだが、ラストはまさかの終了だったな。

 どんどん話が広がっていき、最後にはそれを収拾できなくなったような感じである。


 序盤の展開から、途中誰もいなくなった香港の街の様子など、惹き込まれるものも多かったのだが、なかなか原因に辿り着こうとしない展開にはヤキモキさせられる。

 様々な伏線らしきものを張りながら、それを回収しないというラストは、やっぱり物足りなさを感じたままになってしまう作品だったな。

/5

監督:フルーツ・チャン
出演:サイモン・ヤム、ヴォン・ヤウナム、ジャニス・マン、クララ・ウェイ、チョイ・ティンヤウ、ラム・シュー
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
画像

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
15-215「ミッドナイト・アフター」(香港) CINECHANが観た映画について/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる