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zoom RSS 15-202「ハイネケン 誘拐の代償」(ベルギー・イギリス・オランダ)

<<   作成日時 : 2015/10/17 01:56   >>

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裕福には2種類ある、莫大な金を手にするか、友人を多く持つか、両方はあり得ない
 1983年、オランダ・アムステルダム。コル・ヴァン・ハウトは、幼なじみの仲間3人とともに経営していた会社が倒産し窮地に陥る。
 追い詰められた末にコルたちは大胆不敵な計画に全てを賭ける。それは、世界的ビール会社“ハイネケン”の経営者フレディ・ハイネケンを誘拐し、莫大な身代金を手に入れるというもの。
 綿密な計画を練り上げ、いざ実行に移すコルたち。そして予定通りハイネケンの誘拐に成功する。全てが順調に進んでいるかに思われたが、次第に歯車が狂い出す。
 さらに、老獪なハイネケンの食えない態度にも翻弄され、いつしか仲間同士で疑心暗鬼に陥っていくコルたちだったが。(「allcinema」より)


 1983年に実際に起こった誘拐事件を基に作られたクライム・サスペンス。

 5人の男たちが、世界的なビール会社、ハイネケンの経営者、フレディ・ハイネケンを誘拐する。
 そんな誘拐事件の裏での犯人たちとハイネケンとの駆け引き、徐々に追い詰められていく犯人たちの様子を描いている。

 当時の史上最高額の身代金を要求した誘拐事件を起こしたのは、幼馴染みの5人の若者たち。
 経営していた会社が倒産し、銀行の融資も得られず、生活に困窮している彼らは、裕福な者を目の敵にし、その象徴であるようなハイネケン誘拐を思いつく。

 一応計画を立て、実行し、誘拐自体はうまく行くのだが、そこから身代金を手に入れようとするまで、なかなかことが動かず、逆に犯人たちが追い詰められていく。

 生活に困窮していた男たちが、起死回生にとった行動であったが、物事がどんどん悪い方向に進んでいくかのような展開に、ちょっと物悲しさと緊張感が漂う。

 誘拐したハイネケンを監禁するのだが、そのハイネケンがなかなか老獪で曲者という感じ。
 言葉で犯人たちを翻弄していくようで、犯人であるコルたちは精神的にも追い詰められる。

 さすがに犯罪のプロというわけでもないので、うろたえ具合が半端なかったな。


 物語は、誘拐事件の顛末、そして何とか身代金を受け取ったコルたちの行き着く先を描いており、コルたち仲間内でも不審と疑念が湧きあがり、やがて金を巡る諍いも起こったりする。

 素人犯罪者の運命を、正に絵に描いたように描いた話だったな。

 しかし、面白いのは、コル、そして親友でもあるヴィレムのその後。
 彼らは本物のギャングへと変わっていくんだな。


 それにしても、ハイネケンという大立者なのに、その周辺警護というのは、今では考えられないほど手薄。
 ボディガードのような者たちもいなかったんだな。

 そのハイネケンを演じたのがアンソニー・ホプキンスで、存在感は抜群。


 素人犯罪集団と被害者との駆け引きと、やがて追い詰められていく犯人たちの運命を描き、それ程派手さはなかったが、興味深い作品だった。

/5

監督:ダニエル・アルフレッドソン
出演:ジム・スタージェス、サム・ワーシントン、ライアン・クワンテン、マーク・ファン・イーウェン
    トーマス・コックレル、アンソニー・ホプキンス、ジェマイマ・ウェスト、デヴィッド・デンシック
於:新宿バルト9

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ハイネケン誘拐の代償
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2015/11/01 23:46

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