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zoom RSS 15-173「ロスト・リバー」(アメリカ)

<<   作成日時 : 2015/09/13 02:16   >>

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最後の町が沈んだとき、呪いがかけられた
 経済破綻とともに住人が次々と去っていったとあるゴーストタウン。この街に取り残され、2人の息子を抱え極貧生活にあえぐシングルマザーのビリーも、自宅に住み続けられるかの瀬戸際に追い込まれていた。
 そんな中、10代の息子ボーンズは、近所に住む少女ラットと知り合い、次第に心通わせるようになる。
 ある日ラットは、貯水池の底に沈んだ街の一部“ロスト・リバー”には、この街を衰退に追い込んだ呪いの秘密が隠されていると語る。
 そこで、自らロスト・リバーの秘密を探ろうとするビリーだったが。(「allcinema」より)


 「L.A.ギャングストーリー」「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」等のライアン・ゴズリングの初監督作品。
 
 俳優の初監督作となると、自分が主演、あるいは助演でも出ることが多いのだが、本作ではライアン・ゴズリング自身は出演せず。


 あるゴーストタウンとなりつつある町を舞台に、そこに住む一人の青年が、湖底に沈んだ町の謎を探る様子を描いたダーク・ファンタジー。

 誌的とも言える雰囲気で物語は紡がれており、主人公である青年ボーンズが、隣に住む少女、ラットと気持ちを通わせながら、呪われているという噂の湖底の町の謎を探っていくストーリー。

 恐らく謎の解明よりも、謎を解明すれば自分たち家族が置かれた状況が好転するのでは、という淡い希望がそこにあったのではないかな。


 ボーンズの母親、ビリーはいよいよ家も差し押さえられようかという程の生活環境の中で、町の有力者の男から勧められた仕事を受けることにする。

 その仕事というのが、怪しげなショー。
 フェイクではあるが、体を切り刻まれるような様子を見せたりする、ちょっとキワモノのショー。

 更に、もっと稼ぎのいい仕事があるのだが、それがまた倒錯的。


 そんなボーンズやラット、ビリーたちの様子が、幻想的、詩的な雰囲気で描かれるが、物語の展開としてはスローで、雰囲気と相俟って、やや間延び感を感じてしまうかな。

 こういう雰囲気の作品というと、どうしてもデヴィッド・リンチを思い出してしまうな。


 更に鮮やかな色使いが全体的に多用されているのは、ライアン・ゴズリング自身が出演していた、ニコラス・ウィンディング・レフン監督の「オンリー・ゴッド」を思い出させるが、こちらも影響は受けていたんだろうな。

 物語の行き着く先は判り辛かったが、ボーンズやラット、更にビリーが最後に現状に抗い、集まっていく展開はなかなか良かった。


 全体的には、好き嫌いが別れそうな雰囲気の作品だという感じであったが、叙情的で、原色を多用した映像などは、ちょっと惹き込まれるものがあった。
 ただ、ライアン・ゴズリングの特色というより、他の監督の影響の方が大きい感じではあったな。

/5

監督:ライアン・ゴズリング
出演:イアン・デ・カーステッカー、シアーシャ・ローナン、クリスティナ・ヘンドリックス
    エヴァ・メンデス、マット・スミス、ベン・メンデルソーン、レダ・カテブ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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