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zoom RSS 15-127「東京無国籍少女」(日本)

<<   作成日時 : 2015/08/03 01:55   >>

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体が戻れば、心も戻る
 かつて天才芸術家ともてはやされた彼女だったが、事故に遭ったのをきっかけに心に傷を負ってしまう。それでも彼女を広告塔に利用したい学園上層部は特別扱いを続ける。
 そんな藍に担任は辛く当たり、同級生たちはイジメや嫌がらせを繰り返す。
 孤立を深める中、創作に没頭していく藍だったが。(「allcinema」より)


 「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0」「立喰師列伝」の押井守監督作品。
 「アサルトガールズ」など、実写映画では、あまり評判良くない押井監督作品のようであるが。

 主演は「少女は異世界で戦った」「TOKYO TRIBE トーキョー・トライブ」の清野菜名。

 
 ある女子美術校に在籍する、清野菜名演じる葵は、かつては天才少女と言われていたようだが、現在は心的外傷ストレスを抱えており、その心は不安定。

 創作もはかどらず、眠ることも出来ず、一人講堂で謎のオブジェを作り続ける。

 そんな葵を元に戻し、広告塔にしたい学校。特別扱いされる彼女に対し、冷徹な態度を取る担任教師。
 そして嫉妬からか、嫌がらせをする同級生。

 そんな憂鬱な日常を送る葵。


 そんな葵の苦しみを淡々と描いているのだが、物語としては、葵がいつか爆発して、教師や同級生たちに復讐をするのかなと思っていた。

 ちょっとそのような行動を垣間見せるところはあるのだが、大きな展開には、なかなかならない。

 幻聴にも苦しみながら、一人オブジェを作り続ける葵であるが、もしかすると、そのオブジェが戦闘道具にでもなるのではないかと思っていた。

 なかなか物語の行く末が見えない中で、謎の少女が登場し、葵に話しかける。
 「何故、お前は此処にいる?」
 しかもロシア語か。

 ますます混沌としてくるのだが、クライマックス、いきなりの展開となって、最後に真実が明かされる。

 頻発する地震や、鳥の羽音のような幻聴。そしてオブジェ。
 それらが意味するものもラストに明かされる。


 ほとんど終盤まで何が起こるか判らず、全編に流れるモーツアルトの調べも相俟って、ちょっと退屈感を煽る。

 クライマックスは、清野菜名がこれまでの出演作から期待した通りのアクションを見せてくれ、それがなかなかリアルな戦闘シーンで、なかなか良かった。

 
 虐めを受けていた少女がキレて、復讐の殺戮でも起こす作品かと思っていたが、予想は違ったものの、最後にアクションを見られたのは良かったな。

 ただ、そこに至るまでが、伏線とはいえ、正直退屈感は否めなかったな。

/5

監督:押井守
出演:清野菜名、金子ノブアキ、りりぃ、本多博太郎、田中日奈子、吉永アユリ、花影香音
於:渋谷シネクイント

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東京無国籍少女
【概略】 女子美術高等専門学校を舞台に、事故をきっかけに心身ともに傷を負ってしまった若き天才女子高生。彼女を利用しようとする大人たち、そして彼女に嫉妬する同級生たち。心休まる場所のない学園生活と、連日続く地震。不愉快な大量の鳥たちの羽音が響く毎日。何かが微妙にズレている日々は、衝撃的なラストに向けて加速していく。 アクション ...続きを見る
いやいやえん
2016/04/25 07:45

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