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zoom RSS 15-018「ストロボ ライト」(日本)

<<   作成日時 : 2015/04/28 01:34   >>

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トラウマはなかなか人を放してくれない
 閑静な住宅街で起こった殺人事件。それは遺体から手首を切り落とすという猟奇的なものだった。
 完璧な様で稚拙な証拠隠滅に問題なく犯人特定に至るものと思われていた事件は意外にも、初動捜査の段階で行き詰まりを見せる。
 その中で捜査一課の刑事・小林秀は、過去に関わった或る事件との共通点に気づく。
 今回の事件と同じ時系列の展開を見せはじめる過去の事件。混迷を極めていく捜査の中、襲われ重傷を負う小林。この出来事をきっかけに、小林の記憶は断片的に欠落し始める。
 それでも犯人逮捕に執着する小林には、消し去る事の出来ない過去の傷があった。
 幼少期に両親を殺害されて失ったという過去。痛切な想いを胸に刑事として生きてきた彼が、失われていく記憶の先に見た事件の真実とは。(「KINENOTE」より)


 最初は、催眠殺人などという、他人を殺人者に仕立てるという、特異な事件にまつわることから物語は始まる。
 そして、再び殺人事件が起き、しかもその遺体の右手が切り取られているという猟奇的な殺人。

 なかなかサイコ的な設定で始まり、序盤から惹き込まれていく。

 更に捜査を進めていた刑事の小林は、事件の状況が、23年前に起こった事件と酷似していることを発見する。

 そんな中、小林は何者かに襲われ、大怪我を負い、断片的な記憶喪失に陥る。

 やがて事件は混迷を極めていき、更に小林の記憶欠如も頻繁に起こるようになる。


 刑事たちが事件を追っていく中で、次々と新たな事実が浮かび、容疑者も浮かんでくる。
 しかも、23年前の事件をなぞるような展開。

 そんな中で、小林の様子がおかしくなっていることは明らかで、彼の前に姉が現れ、喫茶店で話をするシーンでハッキリする。

 この事件の顛末がどうなるのか興味深かったし、小林がこの事件に関わっているのかも興味深かった。

 23年前の事件が、小林に関係があるんだろうな、というのは薄々気付いてくる。

 基本的には、事件を追ったサイコ・サスペンスであるが、小林と、その恋人である美咲との愛情にも焦点を当てており、小林の過去を知った美咲が、最後にとる行動は、痛切なものがあったな。


 実際、小林の様子がおかしくなるきっかけとなった襲撃は、事件が起きてからの捜査の途中。
 もしかして、冒頭に登場した、催眠殺人が関わっているのかな、とも思わされる。


 事件の顛末に関しては、正直呆気ないような真相であったが、徐々に様子がおかしくなってくる小林と、23年前の事件との関連など、徐々に明らかになっていくものによって話に惹き込まれていき、なかなかよく出来た作品だなとは感じた。

 もう少し、事件に驚くような真相があれば面白かったかな、とも思ったが、どちらかと言えば、小林自身、そして彼を支える美咲との物語も大きな要素となっているようで、こちらの方が、テーマ的には大きかったのかな、と思わされる作品だった。

/5

監督:片元亮
出演:福地教光、宮緒舞子、木下聖浩、坂城君、槇徹、中村哲也、有田洋之、太田清伸
    土居弘輝、長山浩巳、加納克範、山本由香里、マチコ、塚本修、山本哲也、松本壮一郎
於:新宿K’s cinema
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