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zoom RSS 14-358「ケープタウン」(フランス)

<<   作成日時 : 2015/03/09 00:26   >>

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復讐する資格があるのは
 南アフリカのケープタウン。ある日、元人気ラグビー選手の娘ニコールの惨殺死体が発見される。
 捜査の指揮に当たるのはズールー族出身の刑事アリ・ソケーラ。彼が率いる捜査チームには、私生活に問題を抱えた白人刑事ブライアン・エプキンがいた。酒と女に溺れ、妻にも見捨てられた彼だったが、刑事としてはアリがもっとも信頼を置く部下だった。
 やがて捜査を進める2人の前には、最新の銃器で武装した凶暴なギャングが立ちはだかる。
 さらに、事件の背後に潜む麻薬を巡る想像を絶する深い闇が次第に明らかとなってくるが。(「allcinema」より)


 南アフリカ、ケープタウンで起きた殺人事件を、3人の刑事が捜査にあたり、やがて街に潜む深い闇へと踏み込んでいく姿を描いたクライム・アクション。


 白人女性が殺され、アリ・ソケーラ、ブライアン・エプキン、ダン・フレッチャーの3人が捜査にあたる。

 更にスラム街の子供たちが失踪する事件に行き当たり、最後には、思いも寄らぬ真実へと突き当たる。

 事件と街、それぞれが大きな闇に包まれたような話であるが、捜査する刑事たちも、それぞれ深い闇を抱えているような様子。

 そんな刑事たちが捜査する、深い闇を携えた事件。
 
 全体的に重苦しい雰囲気が漂っている。

 更に結構凄惨なシーンも多く、3人の刑事が海岸に捜査に行き、そこで話を聞こうとした黒人グループに襲撃されるシーンでは、いきなりそうなるのか、というちょっと驚きと共に、衝撃の展開になる。

 
 事件の根底にあるもの、そしてアリ自身にも大きな影響を与えているもの。
 これは、今では撤廃されているはずのアパルトヘイト

 いまだに大きな影を投げかけているんだな。


 捜査が進んでいき、アリとブライアンが事件の真相に近づいていく中で展開されるものは、更に重苦しいものであり、彼らの身に起こるもの自体を含めて、必ずしもスッキリするようなものではなかったな。


 話もさることながら、二人の刑事が非常に印象的。
 
 フォレスト・ウィテカー演じるアリは、ズールー族で、少年の頃にアパルトヘイトのために大きな深手を負っているという身。
 それでも真面目に働き、警部にまで昇進する。
 外見は真面目で良識備えた人物であるが、何かしら滲み出るものがある。

 オーランド・ブルーム演じるブライアンは、仕事はできるが、酒と女に目がなく、妻と息子とも別居状態。
 あのオーランド・ブルームがこういうやさぐれた男を演じているのだが、これがまたよく合っていたな。


 アパルトヘイトがどれだけ街や人にいまだに影響を与えているのかというのが感じられ、全体的に重厚な雰囲気の作品。
 いい意味で、疲れる作品でもあったな。

/5

監督:ジェローム・サル
出演:オーランド・ブルーム、フォレスト・ウィテカー、コンラッド・ケンプ、ジョエル・カイエンベ、インゲ・ベックマン
    ティナリー・ヴァン・ウィック・ルーツ、レガルト・ファンデン・ベルフ、パトリック・リスター、タニア・ヴァン・グラーン
於:シネ・リーブル池袋

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ケープタウン
見応えある作品だった。 ...続きを見る
だらだら無気力ブログ!
2015/03/09 00:37

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