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zoom RSS 14-377「超高速!参勤交代」(日本)

<<   作成日時 : 2015/03/30 00:49   >>

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大名なのに、走るのですか
 享保二十年、八代将軍・徳川吉宗の治世。磐城国。現在の福島県いわき市にある湯長谷藩では、藩主の内藤政醇はじめ藩士たちが1年の江戸詰めを終えて帰郷し、のんびりと開放感に浸っていた。
 そこに舞い込んだ再度の“参勤交代”の下命。参勤交代は金も人手もない小藩にとってはただでさえ大きな負担。しかも今回の期限は、なんと5日以内。通常は8日かかる道のりを実質4日で踏破するというあまりにも非現実的な日程だった。
 それは、藩の金山に目を付けた幕府老中・松平信祝によるお取り潰しを狙ったあからさまな陰謀だった。
 そこで政醇は、知恵者の家老・相馬兼嗣とともに、5日で江戸に参勤すべく、一大作戦を決行するのだったが。(「allcinema」より)


 タイトルからして、何となく内容の汲み取れる作品であるが、磐城国にある弱小、湯長谷藩が1年の江戸詰めが終わったばかりで、再度の江戸参勤を命じられる。

 しかも、通常8日はかかる道のりを5日以内に参勤しろという無謀な命令。

 費用も人手もない中、藩主、内藤政醇と家老の相馬兼嗣らが、この無謀とも言える参勤のために、一大作戦を決行する様を描いた時代劇コメディ。


 あり得ない設定の物語で、あり得ないことも多いのだが、元々そういうコメディであるので、細かいところを突っ込んでも仕方ない作品ではあると思う。


 5日以内に参勤するため、たった7人で野を、山を駆けることにする相馬たち。
 役人の目があるところは、行列の人間を金で雇って、それらしく見せる。

 なかなか、あの手この手の作戦が面白い。

 
 更に、ただでさえ大変な参勤に、この参勤を目論んだ老中の差し金が、その行く手を阻もうとする危機もある。

 金山略奪のために湯長谷藩とり潰しを目論む、陣内孝則演じる老中、松平信祝はいかにも悪代官風で、判りやすい敵役である。

 佐々木蔵之介演じる、藩主、内藤政醇は飄々とした感じで、ちょっとお人好しな感じではあるが、家臣や村人に尊敬されている人物。

 その内藤政醇も、旅籠で出逢った女郎のお咲と図らずも旅路を共にすることになるという展開も、あり得ないことかもしれないが、その後の二人の関係も、ちょっと驚きではある。

 しかし、そんな飄々とした感じの内藤政醇であるが、実は剣の腕は一級品というものを見せるシーンは、なかかなに格好良かったな。


 そんな、道中あれやこれやの難関を、面白おかしく描いた作品であった。

 クライマックスは、ちょっと感動させるような展開で、思いもしなかった家臣たちの運命となりそうな戦いのシーンになる。
 そんな激しい戦いを終えても、誰もが生き延びるというのは、ちょっとあり得なさそうなハッピーな展開であるが、コメディだけにこれでいいのかもな。


 湯長谷藩があるのは、今の福島県ということで、最後に将軍吉宗が語る言葉に、今の福島県に対する想いがあるような感じではあるが、そんなメッセージを別としても、面白い時代劇コメディであった。

/5

監督:本木克英
出演:佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李、柄本時生、六角精児、市川猿之助
    石橋蓮司、陣内孝則、西村雅彦、甲本雅裕、近藤公園、忍成修吾、和田聰宏、冨浦智嗣、舞羽美海
於:池袋シネマ・ロサ

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2015/04/01 13:03
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くすくす笑えて面白かった。 ...続きを見る
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