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zoom RSS 14-327「カニバル」(スペイン・ルーマニア・ロシア・フランス)

<<   作成日時 : 2015/02/05 01:09   >>

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心の底から欲しいと思った
 腕のいい仕立屋カルロスは、孤独を愛する几帳面で真面目な紳士。ところが、彼には美女ばかりを狙う連続殺人鬼という裏の顔があった。しかも、死体をきれいに解体して肉片を保存し、それを調理しては味わうという禁断の行為を繰り返していた。
 そんな中、アパートの上階に越してきた若い娘が、カルロスの静かな暮らしを引っかき回したかと思うと、いつの間にか行方をくらます。するとその妹を追って姉のニーナが現われる。
 妹と瓜二つながら性格はまるで正反対のニーナに、思いがけず心惹かれるカルロスだったが。(「allcinema」より)


 先に「肉」という作品も上映されたが、本作も人肉食を題材とした作品。

 しかし、「肉」と同じように凄惨なシーンは少なく、ほとんど無かったと言ってもいい程であった。

 ホラーやサスペンスという感じではなく、どちらかと言えば、ロマンスに近いものがあるヒューマン・ドラマかな。
 アート系っぽい雰囲気もあったな。


 主人公のカルロスは、普段は仕立て屋を営み、一人で静かに暮らしている男。
 しかし、その裏の顔は、女性ばかりを狙って殺し、その肉を食すという凶行を繰り返しているという連続殺人鬼。

 アパートの上の階に越してきた美女、アレクサンドラが行方不明になる。
 そして、彼女を探しにきた双子の姉、ニーナと話を交わすうちに、思いもよらず惹かれていくカルロス。

 
 果たして、カルロスはその想いを、ニーナに対し、どう表すのか。

 
 カルロスの日常生活は結構淡々としているが、死体を処理していく様子と仕立て屋として採寸してはさみを入れる様子が、ちょっとダブって興味深かった。

 普段は几帳面で紳士的な対応を見せるカルロスが、実は連続殺人鬼で、更に人肉食だというギャップが惹き込まれる要因になっていたな。

 おそらく、これまで女性を愛したことのないカルロスが、初めて愛するようになる女性、ニーナ。

 惹かれ合っていく二人の愛の顛末がどうなるのか興味深かったが、その結末は、愛というものの恐ろしさを感じるものだったな。

 「人は愛する者を殺す」という台詞があるが、「カルロスは愛する者を食す」と考えたのかもしれないな。
 単に復讐だったのか。


 まあホラー要素を交えたロマンスであり、カルロスという人物自身と、彼とニーナの恋の顛末など、興味惹かれるものがあったが、淡々とした感じも否めない作品だったかな。


 カルロスが殺した女性を処理する別荘のある場所の風景は綺麗で、その雪景色は美しかった。
 これも、ちょっとアート系っぽい雰囲気を醸し出す一因になっていたかな。

/5

監督:マヌエル・マルティン・クエンカ
出演:アントニオ・デ・ラ・トーレ、オリンピア・メリンテ、アルフォンサ・ロッソ、デルフィーヌ・テンペレス
    マヌエル・ソロ、ホアキン・ヌニェス、ヨランダ・セラーノ、グレゴリー・ブロサール
於:ヒューマントラストシネマ有楽町

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カニバル
【概略】 美女ばかりを狙うシリアルキラー・カルロスは、死体を調理して味わうという禁断の行為を繰り返していた。そんな彼の密やかな日常は、東欧から来た双子姉妹との出会いによって変わり始める。 ラブストーリー ...続きを見る
いやいやえん
2015/08/30 09:13

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