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zoom RSS 14-339「誰よりも狙われた男」(アメリカ・イギリス・ドイツ)

<<   作成日時 : 2015/02/18 02:11   >>

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小魚で大魚を釣り、最終的にサメを釣る
 ドイツの港湾都市ハンブルク。同国の諜報機関によって一人のチェチェン人青年イッサ・カルポフの密入国が確認される。イスラム過激派として国際指名手配されている人物だった。
 テロ対策チームを率いるギュンター・バッハマンは、彼を泳がせてさらなる大物を狙う。
 一方、親切なトルコ人親子に匿われ政治亡命を希望するイッサを、人権団体の若手女性弁護士アナベル・リヒターが親身になってサポートしていく。イッサは、そのアナベルを介して銀行家のトミー・ブルーと接触を図る。
 CIAも介入してくる中、アナベルとトミーの協力を強引に取り付けるや、ある計画へと突き進むバッハマンだったが。(「allcinema」より)


 「裏切りのサーカス」のジョン・ル・カレ原作のスパイ小説を映画化した作品。

 そして、「カポーティ」でアカデミー主演男優賞を獲得した「ダウト 〜あるカトリック学校で〜」等のフィリップ・シーモア・ホフマンの最後の主演作。

 
 ドイツ、ハンブルグに密入国した一人のチェチェン人青年を巡り、ドイツ諜報機関、アメリカCIAによる思惑に、彼を助ける人権団体の女性弁護士や銀行家らが巻き込まれていく様子を描いたスパイ・サスペンス。


 フィリップ・シーモア・ホフマン演じる、ドイツ諜報部で働くギュンター・バッハマンは、テロリストとして国際指名手配されているチェチェン人青年イッサ・カルポフを泳がせて、テロリストに資金調達していると噂される大物を捕まえることを目論む。

 そのために、イッサを保護する人権団体の女性弁護士アナベル・リヒターや、イッサの父親の秘密口座を持つ銀行家のトミー・ブルーを取り込み、その目的を達成しようと画策する。

 時に脅迫にも似た感じで、時に温和な態度で接して、自分たちの側に取り込んでいくギュンターの言動が、なかなか見応えあった。

 こういうスパイものを観ていると、まるで脅しのように情報屋を扱うことが多く、本当に諜報員というのは正義の側なのかと疑念を抱くこともあるが、世界の平和のため、とはばからず、自分の信念を通していくギュンターは凄かったな。

 すぐにイッサを捕まえることを主張するドイツ諜報部や、介入してきたCIAを何とか押さえつけ、目的を果たそうとするギュンター。

 イッサの身柄の保証をするが、それをギュンターは守るのか。
 そして、目的の大物を釣り上げることができるのか。

 なかなかの緊迫感で物語は展開していき、惹き込まれていくが、最後の最後には思いもしなかった展開が待っている。

 一人の男を巡って、嘘と裏切りと思惑が交錯し、果たして目的が達成されるのか、そしてイッサの身がどうなるのか興味深い話であったが、本当に泳がされていたのは、というような結末だったな。

 なかなか面白い作品だった。


 2014年2月に亡くなってしまったフィリップ・シーモア・ホフマン。
 つくづくも残念である。

/5

監督:アントン・コービン
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン、レイチェル・マクアダムス、ウィレム・デフォー、ロビン・ライト
    グリゴリー・ドブリギン、ホマユン・エルシャディ、ニーナ・ホス、ダニエル・ブリュール、メディ・デビ
於:TOHOシネマズ シャンテ

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誰よりも狙われた男
これは大いに見応えあったなぁ。 ...続きを見る
だらだら無気力ブログ!
2015/03/01 01:19

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