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zoom RSS 14-322「デビルズ・ノット」(アメリカ)

<<   作成日時 : 2015/01/30 01:17   >>

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あそこで起きたことは、僕だけが知っている
 1993年初夏、アーカンソー州ウエスト・メンフィス。こののどかな田舎町で、3人の児童が無惨な姿の死体となって発見されるという前代未聞の猟奇殺人事件が発生する。
 やがて全米が注目する中、3人のティーンエイジャーが逮捕される。警察は、その猟奇的な犯行の手口から悪魔崇拝者の仕業と考え、オカルト好きでヘヴィメタ・ファンの問題児ダミアンとその仲間たちが容疑者として浮上したのだった。
 そんな中、警察の捜査に疑問を抱いた私立探偵ロン・ラックスは、自ら独自調査に乗り出す。
 一方、被害児童の一人スティーヴィーの母親パムもまた、真犯人は別にいるのではないかとの疑念に苛まれていくのだが。(「allcinema」より)


 1993年に実際に起こった3人の少年殺人事件。
 その裁判の顛末を描いたミステリー。

 「秘密のかけら」「クロエ」のアトム・エゴヤンが監督。

 アトム・エゴヤンというと、どうもエロティックな作品を作る人というイメージがあるのだが、本作は実話を基にして作られたサスペンス・ミステリーであり、法廷モノで、結構硬い作品だったな。


 容疑者として逮捕されたのが、3人のティーン・エイジャーであるが、その裁判はまるで最初から彼らを犯人とするための茶番劇のような様相で展開される。

 その事件に疑念を抱いた私立探偵のローン・ラックスが自ら調査を行い、少年たちの弁護士たちに協力するが、見つけ出した証拠はことごとく潰されていく。

 果たして、ティーン・エイジャーたちは犯人なのか。

 事件当日、レストランに血まみれの黒人が現れたり、少年たちと顔見知りであった青年が疑われたりするが、ティーン・エイジャーたちを容疑者とすると、全てが横に置かれ、彼らを有罪とするための裁判が進められる。


 裁判長までが、あからさまな判断で、検察側を容認するような態度を見せたりする。

 容疑者であるティーン・エイジャーたちは、悪魔崇拝をしているような、ちょっとカルト的な感じであるが、それでも何故彼らをそれだけ犯人しようとするのか、よく判らない。
 また誰が彼らを犯人にしようとしているのかもちょっと判り辛かったな。

 町の人々皆が彼らを犯人に仕立て上げようとしている感じである。


 悶々とした感じで裁判が進んでいき、ローン・ラックスの登場で、裁判が一気に逆転というようなことになるのかと思ったが、彼が指す矛盾はことごとくしりぞけられ、やっぱり悶々とした感じは残ってしまう。

 被害者の母親の一人だけが、取り上げられる矛盾に動揺し、苦悩していくのだが、裁判はどんどん進んでいく。


 史上最も冤罪の可能性が高い事件ということで、このようなあからさまな裁判を描いているのかもしれないが、おかげで最後の最後まで悶々とした気持ちで観ることになってしまったな。

 
 少年の殺害事件から、裁判の展開など、興味深い話ではあったが、ちょっと着地地点がないような話で、今ひとつスッキリしない気分の作品だった。

/5

監督:アトム・エゴヤン
出演:コリン・ファース、リース・ウィザースプーン、デイン・デハーン、ミレイユ・イーノス、ブルース・グリーンウッド
    アレッサンドロ・ニヴォラ、エイミー・ライアン、ジェームズ・ウィリアム・ハムリック、クリストファー・ヒギンズ
於:TOHOシネマズ シャンテ

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