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zoom RSS 14-274「ある過去の行方」(フランス・イタリア)

<<   作成日時 : 2014/12/13 16:53   >>

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死ぬまで苦しんで生き続けるのか
 別れたフランス人の妻マリー=アンヌと正式な離婚手続きをとるため、テヘランから4年ぶりにパリに戻ってきたイラン人男性、アーマド。
 空港でマリー=アンヌに出迎えられ、一緒に家へと向かう。彼はそこで、マリー=アンヌがすでに新しい恋人サミールと暮らしていることを知る。
 しかし、そんな2人の交際に反発するのがマリー=アンヌの上の娘リュシー。彼女はアーマドに対し、サミールには昏睡状態の奥さんがいると告白するのだが。(「allcinema」より)


 離婚協議のためにテヘランからパリへと戻ってきた男と、その妻、娘たち、そして妻の恋人が織り成すサスペンス・ドラマ。


 イラン人であるアーマドは、離婚協議のためにパリの自宅へと戻り、4年ぶりに元妻のマリー=アンヌと二人の娘たちと再会する。

 アーマドはどこか未練を残しているようで、逆に久し振りの家族との再会を喜んでいるよう。
 しかし、マリー=アンヌにはすでに付き合っている男、サミールがおり、娘二人も含めた複雑な状況の中で彼らの日々が描かれていく。

 しかも、サミールには現在昏睡状態の妻がおり、更に状況は複雑な感じである。


 そんなちょっとギクシャクした状況の中で、いったいどんな事件が起こるのかと気になるところではあったが、ある事件に対する衝撃の真相が明らかになるという展開。


 サスペンス・ドラマではあるが、常に事件性を感じさせる物語ではなく、どちらかと言えば、人の心の奥に潜んでいるちょっとした憎悪が引き起こした事件に対する、それぞれの苦悩を描いたような作品である。


 フランス、イタリア合作作品であるが、そのあたりの作品らしく、ちょっと物語の進行がゆったりして、ちょっとモヤモヤ感を感じさせるところもあるが、逆に何が起こるのか、先が読めないという面白さはあったかな。

 しかし、真実が明らかになったところで、何かが解決するという感じでもなく、そのラスト・シーンも気になるところで終わってはいたが、それが何を表しているのか、ちょっと判りづらいところもあったな。


 マリー=アンヌを演じたベレニス・ベジョ。
 ビジュアルはちょっとレイチェル・マクアダムスを思い出させる感じだったが、あの「アーティスト」で新人女優を演じてアカデミー助演女優賞にもノミネートされた女優だったんだ。

 雰囲気が全く違って、気付かなかったな。


 雰囲気と物語の展開は興味深かったが、ちょっとスッキリとしない話でもあった作品だった。

/5

監督:アスガー・ファルハディ
出演:ベレニス・ベジョ、タハール・ラヒム、アリ・モッサファ
    ポリーヌ・ビュルレ、サブリナ・ウアザニ、ババク・カリミ、ヴァレリア・カヴァッリ
於:新宿シネマカリテ

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