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zoom RSS 14-264「刺さった男」(スペイン・フランス)

<<   作成日時 : 2014/12/01 00:10   >>

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これが最後の思い出になるかもしれない
 2年前に失業して以来、職にあぶれたままの元エリート広告マンのロベルト。恥を忍んで訪ねた旧知の会社社長にも冷たくあしらわれてしまう。
 失意のロベルトは、最愛の妻ルイサと新婚旅行で訪れた場所に足を向けるが、思い出のホテルは跡形もなく消えていた。
 やがてロベルトは、ふとしたはずみから遺跡発掘現場に転落してしまい、後頭部に太い鉄筋が刺さってしまう。幸いにも即死は免れ意識もあるが、救急隊は救出しようにも動かすこともできずお手上げ状態。
 折しも、現場では市長の記者会見の真っ最中で、居合わせたマスコミによって一躍時の人となるロベルトだったが。(「allcinema」より)


 「スガラムルディの魔女」と同じ、アレックス・デ・ラ・イグレシア監督作品。

 予告を観ていなかったので、このタイトルでどんな話なんだろう、コメディっぽい話かな、と思っていたが、意外とシリアスな話で、シュールな笑いもあるが、ホロリとさせるような部分もある作品だった。

 一応コメディなのかもしれないが、主人公のロベルトが陥った状況は、普通は笑えないものだな。

 
 失業中のロベルトは、その日も仕事に就くことができず、傷心のまま、かつて妻と新婚旅行で訪れたホテルへ向かうが、ホテルはすでに無く、遺跡を発掘する博物館となっていた。

 偶然、発掘現場に足を踏み入れてしまったロベルトは転落してしまい、一命を取り留めるものの、後頭部に鉄筋が刺さってしまい、動けない状態となる。

 偶然博物館で記者会見が開かれており、そこに居合わせた記者たちは事故に気付き、騒然、あっという間に事故はニュースとして広まり、ロベルトは一躍時の人になる。


 物語の展開は、事故に遭ってしまったロベルトを助け出そうと集まってくる救急隊員や医師らの必死の救助の様子を描くと共に、衆目を集めることになった事故を利用して金を儲けようと考えるロベルトやエージェント会社の人間、TV局の人間たちの様子を描いている。

 エージェント会社を通して、TV局に取材させ、大金を得ようとするロベルト。
 失業中で、子供の進学資金にも困っている中で、この悲劇を一攫千金のネタにしようとする。

 失業中の男が自分に起こった事故をネタに金儲けしようとする展開が、何とももの哀しい感じがするが、もちろん夫のことを心配する妻や息子、娘の様子を見ると、ちょっと腹立たしい感じもする。

 そして、この事故を利用しようとするTV局や政治家たちの思惑。
 多くの人々から注目を集めることになったロベルトの周囲で起こる大喧騒。

 いったいこの事態はどう収拾していくのか興味深かったと共に、ロベルトは無事助け出されるのだろうか、というところも非常に気になる話であった。


 事故に遭い、いつ死ぬかも判らない状況でも、失業中のために金に対する執着心を持つというロベルトの様子がシュールに描かれ、それでも家族の愛にはホロリとさせられてしまう。

 ちょっとした事故を大騒動に描き上げ、最後まで目の離せない作りの作品だったな。

/5

監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア
出演:ホセ・モタ、サルマ・ハエック、サンティアゴ・セグーラ、カロリーナ・バング、ブランカ・ポルティージョ
   ファン・ルイス・ガリアルド、フェルナンド・テヘロ、マヌエル・タリャフェ、アントニオ・ガリード、ホアキン・クリメント
於:ヒューマントラストシネマ渋谷
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刺さった男
【概略】 失業してどん底状態にある元エリート男性・ロベルトは遺跡発掘現場に迷い込み、高所から転落。命は助かるも、後頭部に鉄筋が刺さった状態で身動きがとれなくなり…。 サスペンス ...続きを見る
いやいやえん
2015/04/09 09:10

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