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zoom RSS 14-234「キョンシー」(香港)

<<   作成日時 : 2014/10/29 00:32   >>

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魂のない遺体、遺体のない魂
 その昔、霊幻道士役で名をはせたベテラン俳優のチン・シュウホウは、今は落ちぶれ、妻子とも別居状態で彷徨っていた。
 辿り着いたさびれたマンションの2442号室で、彼は自殺をしようとする。しかし、道士アンソニー・チェンや、謎めいたマンションの住人らによって自殺を食い止められる。
 しかし、このマンションが普通ではないことを察知した彼は、甦る死者との命懸けの闘いへ巻き込まれていく。(「KINENOTE」より)


 キョンシー≠ニ言えば、約30年くらい前に一世を風靡した、いわゆる中国の霊であるが、聞いたところによると、ちょっとユーモアもある霊ということらしい。

 その登場となった「霊幻導士」は観たことがなかったので、キョンシーの姿も伝え聞いたものだけ。
 結構テレビや周囲でも、その真似をしていたのを目にしたことはあるが。


 そのキョンシーを題材としたリブート版というのが本作。

 しかし、本作には笑いの要素は微塵も無い。
 それ以上におどろおどろしい映像が満載である。


 主人公の男が、ある古びたアパートに越してくる。
 名の知れた俳優であった男は、何もかも失ってやって来たこのアパートで首を吊ろうとするが、そこで思いも寄らぬものが現れ、男の体に入り込んでくる。

 更に、別の男が乱入し、何かにとり憑かれそうになっている男を救い出す。
 その別の男は代々キョンシーを退治していた霊幻導士の子孫であった。


 話は必ずしもキョンシーだけではなく、男が引っ越してきた部屋で起こった悲劇と、そこに憑いている双子の霊にまつわるエピソードが並行して描かれている。

 オープニング・ロールで初めて知ったのだが、あの「呪怨」の清水崇がプロデュースしていたようである。

 双子の霊の登場シーンや、廊下を歩く霊のシーンなど、随所にJホラーっぽい雰囲気の恐怖シーンが映し出されていた感じがする。

 それではキョンシーはどこに登場するのか。

 「霊幻導士」を観ていなかったので、キョンシー誕生の秘密など細かいところは判らない。

 同じアパートに住む老夫婦。その夫が事故のため亡くなってしまうのだが、妻は寂しさのあまり、ある導師に頼んで、夫を生き返らせようとする。

 そこから生まれるのがキョンシーとなるのだが、その姿にユーモアは皆無。
 一応、ぴょんぴょんと跳ぶような動きを見せるが、それも垣間見せるだけにしている。

 生きる希望を失くした男がアパートに越してきて、霊幻導士や哀しい過去を持つ母子などに出会い、やがて激しいキョンシーとの闘いに巻き込まれていく姿を描いたホラー。

 双子の霊やキョンシーなどの姿はおどろおどろしく、またアパートの雰囲気からして恐怖感を醸し出すものであった。
 ちょっと男の立ち位置がハッキリしない話ではあったが、恐怖演出は充分なホラーであった。

 主人公の男は、名を馳せた俳優という役柄であったが、最後に明かされた名前がチン・シュウホウ。
 そのままの名前で出演で、しかも「霊幻導士」にも出演していた俳優だったらしい。

/5

監督:ジュノ・マック
出演:チン・シュウホウ、クララ・ワイ、パウ・ヘイチン、アンソニー・チャン、ロー・ホイパン、リチャード・ン、チョン・ファ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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キョンシー
【概略】 俳優として落ちぶれ、家族からも見放された男が、化けものが出ると噂される集合住宅に入居。噂どおり様々な異形の者たちが現れ、パニック状態となるが…。 ホラー ...続きを見る
いやいやえん
2015/02/08 09:30

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