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zoom RSS 14-183「わたしは生きていける」(イギリス)

<<   作成日時 : 2014/09/02 01:18   >>

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世界が終わらなければ、ここにいたい
 ニューヨークに暮らす16歳の少女デイジーは、叔母のもとでひと夏を過ごすため、単身イギリスへとやって来る。
 生まれたときに母親を亡くし、複雑な家庭環境で育ったために、心が荒んでかたくなだったデイジー。そんな彼女を郊外ののどかな自然と3人の純真ないとこたちが温かく迎える。
 彼らと過ごすうちに、デイジーも穏やかな心を取り戻していく。そして、いつしか長兄エディと恋に落ちていくデイジー。
 そんな矢先、世界は第三次世界大戦に突入してしまう。イギリスには戒厳令が敷かれ、デイジーたちは突如現われた軍に拘束され、男女別々の収容施設へと連行されてしまう。
 やがてエディとの再会を信じて施設を抜け出すと、決死のサバイバルを開始するデイジーだったが。(「allcinema」より)


 舞台設定は第3次世界大戦が勃発した世界。
 そして、この邦題からすると、戦禍の中で一人の少女が生き延びようとする戦争サバイバルかと思っていた。

 実際は16歳の少女の再生と成長、愛を描いた青春ストーリーという感じだったな。


 アメリカから従兄弟の住むイギリスにやって来た16歳の少女デイジーは、どうも心に傷を負っているのか、何かに縛られているのか、自意識も強く、反抗的で、最初は従兄弟たちとも打ち解けない。

 しかし、イギリスののどかな自然と、従兄弟たち、特に長男のエディと過ごすうちに彼女の心は変わっていく。

 そんな中、第3次世界大戦が勃発し、イギリスは荒廃。
 やがて、デイジーはエディたちと引き離されてしまうが、エディと再会することを誓い、従兄弟たちと過ごした家を目指して施設を抜け出し、出発する。


 戦争が起こりつつある世界、そして戦争が起こった世界であるが、どこかのどかで、清々しい雰囲気で物語は紡がれていく。

 前半は、デイジーがエディたちと触れ合ううちに心を開き、やがてエディとの恋に喜びを感じていく様子を。
 後半は、エディと引き離されたデイジーが、再びエディと会うことを望みにサバイバルしていく様子を描いている。

 まあ、サバイバルといっても、それ程激しいものでもなく、ただ荒廃した大地や森の中を歩いていくだけのことであるが、途中危険な連中と遭遇したりするシーンもあるので、緊張感はあったりする。

 デイジーは、従兄弟の末っ娘パイパーと一緒に施設を脱出するのだが、結構無茶にパイパーを歩かせるので、ちょっと可哀想だったな。
 もしかすると、途中でパイパーは脱落するのでは、という感じであった。

 
 果たして、デイジーは無事家にたどり着くことができるのか、そしてエディは無事に家に戻っているのか。

 途中哀しい展開もあったりするので、必ずしもハッピー・エンドで終わるような感じでもなかったので、結末は気になるところであった。

 やっぱりハッピー・エンドとは言い難い結末ではあったが、それでもデイジーは前向きに、生きる目的を見つけたという感じだった。
 観ている方も、どこか清々しい気持ちになれる作品だったかな。


 デイジーを演じたのは「ラブリーボーン」「ハンナ」のシアーシャ・ローナン。
 最初は印象悪い雰囲気の女の子から、徐々に穏やかに、芯が強い女性に変わっていくところを上手く体現していたな。

/5

監督:ケヴィン・マクドナルド
出演:シアーシャ・ローナン、ジョージ・マッケイ、トム・ホランド、ハーリー・バード、アンナ・チャンセラー
    ダニー・マケヴォイ、ジョナサン・ラグマン、コーリイ・ジョンソン、ダーレン・モーフィット、ステラ・ゴネット
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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わたしは生きていける
【概略】 生まれた時に母親を亡くしたデイジーは、見知らぬ3人の従兄弟とひと夏を過ごすため異国の地を訪れる。 ドラマ ...続きを見る
いやいやえん
2015/02/09 14:33
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