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zoom RSS 14-179「喰女 クイメ」(日本)

<<   作成日時 : 2014/08/29 00:58   >>

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私が至らぬばかりに、申し訳ないことでございます
 スター女優・後藤美雪がお岩を演じる舞台『真四谷怪談』が製作されることに。相手役の伊右衛門には、美雪の強い薦めで彼女の私生活での恋人でもある長谷川浩介が大抜擢された。
 稽古が進む中、美雪のおかげで初めての大役を掴んだにもかかわらず、長谷川は共演者の新進女優・朝比奈莉緒に手を出してしまう。
 やがて愛する男に裏切られた美雪=お岩の情念は、次第に現実と舞台の境を越えて重なりはじめ。(「allcinema」より)


 夏にはやっぱり怪談。

 有名な「四谷怪談」をモチーフに、「一命」「悪の教典」の三池崇史監督が手がけたホラー。

 てっきり「四谷怪談」そのものの話を現代風にアレンジして作った作品なのかなと思っていたが、実際はもうちょっと入り組んだ設定の作品だった。


 作品の大半は、市川海老蔵演じる長谷川浩介と、柴咲コウ演じる後藤美雪の二人が主演する舞台「四谷怪談」の稽古シーンで占められている。

 そこでは、正に伊右衛門とお岩さんの話が展開され、これも一つの作品になっており、正に「四谷怪談」が繰り広げられる。

 並行して描かれるのは、スター女優である美雪と、その恋人であり、彼女の薦めで伊右衛門を演じることとなった浩介の実生活が描かれるが、舞台の稽古が進んでいくにつれ、浩介の行動が、徐々に美雪の心を蝕んでいくような感じになる。

 浩介は美雪の愛を裏切り、それが伊右衛門とお岩さんの物語にオーバーラップしていく。

 浩介に裏切られたと悟った美雪が取る行動には、なかなか凄惨なものがあり、他にもところどころでなかなかグロテスクなシーンが差し挟まれていた。

 クライマックスは、「四谷怪談」のクライマックスと現実世界のクライマックスが交錯していく感じで、果たして伊右衛門の恐怖は、舞台のものなのか、現実の浩介のものなのか、それが判らなくなってくる。


 序盤は正直、「四谷怪談」の稽古シーンが淡々と流れる感じで、この先どうなるのだろうと不安はあったが、徐々に恐怖感と緊迫感が上がっていくような感じだったな。

 今も昔も女の情念は恐ろしいということか。

 美雪の情念も怖かったが、やっぱり「四谷怪談」のお岩さんの情念も怖いもの。
 「四谷怪談」の話自体も古典的なホラーであるが、現在のJホラーに通じるものがあるな。

 
 小学生の時、お岩さんを呼び捨てにすると罰が当たると聞いたことがあり、いまだに呼び捨てにするのがちょっと怖かったりするんだな。

/5

監督:三池崇史
出演:市川海老蔵、柴咲コウ、伊藤英明、中西美帆、マイコ、根岸季衣、勝野洋、古谷一行
於:新宿バルト9

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