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zoom RSS 14-176「キル・ユア・ダーリン」(アメリカ)

<<   作成日時 : 2014/08/26 01:30   >>

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何かを愛すれば、それは自分のものになるかもしれない
 1944年、コロンビア大学に合格したアレン・ギンズバーグ。大学の正統な姿勢に不満を覚えたアレンは、ルシアン・カー、ウィリアム・S・バロウズ、ジャック・ケルアックのような聖像破壊の友人に引き寄せられていく。
 中でもルシアンへの想いが自分の創作活動の原動力になっていくのを強く感じていた。
 しかし彼らの創造のための欲求と選択は、重大な過ちを招くことになるのだった。(「KINENOTE」より)


 1944年頃を舞台に、コロンビア大学に入学した主人公アレンが、ルシアンという男と出会い、その仲間たちと刺激的で破壊的な生活を送る、危うい交友関係を描いた青春ドラマ。

 主人公のアレンを演じたのが「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」のダニエル・ラドクリフ。
 「ハリー・ポッター」と言った方が早いだろうが、本作ではすっかりそのイメージを払拭していた感じがしたな。

 男に愛情を感じる男ということで、男との大胆なキス・シーン。そしてベッド・シーンまで演じている。

 そのアレンが惹かれる相手、ルシアンを演じたのが、「アメイジング・スパイダーマン2」など近頃ブレイクしそうな感じのデイン・デハーン。

 アレンのみならず、複数の男性が惹かれる男であるが、どこか危うげな雰囲気が男たちを惹きつけるのかな。

 そんなアレンとルシアンは、大学はもとより、正統的な文学に対して嫌悪感を抱き、それらをぶっ壊して新しいものを創りだそうとする。

 正直、破壊活動といって、多くの文学作品を破ったりするのは、何となくいい感じはしなかったが。

 そんな破壊活動をしている中で、アレンとルシアン、そしてジャック、デヴィッド、ウィリアムらとの複雑な関係が描かれる。

 学生の頃、反抗的な仲間たちに魅力を感じる主人公の出会いと高揚、喪失を描く、青春ドラマとしてはよくある感じの話かなと思ったが、クライマックスには殺人事件が起こり、ちょっとサスペンス的な感じになる。
 そこでのアレンの決断が最終的に描かれるものである。


 冒頭に、実話に基づく話とテロップが出ていたが、最後になって、この話がデヴィッド・カマラー殺人事件≠ニして有名なもので、更にジャックが、あの「オン・ザ・ロード」で描かれていたジャック・ケルアックで、ウィリアムはウィリアム・C・バロウズであったことを知った。

 アレン・ギンズバーグも有名な詩人だったようだが、「オン・ザ・ロード」でも、彼にあたる人物は出ていたようである。

 
 彼らのような破天荒な学生生活というのは、時代的なものもあるかもしれないが、まああまり共感する感じではなかったな。
 ただ、男と男と言えども、その愛情に関しては、なかなか切ないものもあって、展開が気になる作品であった。

/5

監督:ジョン・クロキダス
出演:ダニエル・ラドクリフ、デイン・デハーン、マイケル・C・ホール、ベン・フォスター
    ジャック・ヒューストン、ジェニファー・ジェイソン・リー、エリザベス・オルセン
於:新宿シネマカリテ
Kill Your Darlings
Imports
2013-12-30


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キル・ユア・ダーリン
ラドクリフ、ゲイ役に挑戦…!ってそこがメインな話ではないんですが、まあ話題性はあるのかな?? ★実話を基にした作品ということで… 1944年ニューヨークのコロンビア大学で実際に起きたデヴィッド・カマラー殺人事件を中心に展開。詩人アレン・ギンズバーグは、カウンターカルチャーのビート派を牽引した中心人物。同事件は、アレンの友人ルシアン・カーが、デヴィッドに性的関係を強要されたことから犯行に及んだとされている。ダニエル・ラドクリフ主演、デイン・デハーン共演。デヴィッド・カマラー役にマイケ... ...続きを見る
いやいやえん
2014/08/26 08:54

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