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zoom RSS 14-129「ビフォア・ミッドナイト」(アメリカ)

<<   作成日時 : 2014/07/17 00:13   >>

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愛する人も移ろいゆくもの
 パリでの運命の再会から9年。当時はそれぞれにパートナーがいたアメリカ人のジェシーと、フランス人のセリーヌは一緒に暮らしているばかりか、ふたりの間にはかわいい双子の娘たちまでいた。
 パリに暮らしている彼らは、南ギリシャの美しい港町にバカンスにやって来ていた。
 ウィーンでの初々しい出会いからすでに18年。すっかり中年となり、仕事と子育てに追われる日々。楽しいはずのバカンスも、気づくとすぐに言い合いとなってしまうふたりだったが。(「allcinema」より)


 1995年制作の「恋人までの距離(ディスタンス)」、原題は「ビフォア・サンライズ」だったらしい。
 そして2004年制作の「ビフォア・サンセット」に続く、シリーズ3作目。

 ほぼ9年毎の続編であるが、登場人物は変わらず、イーサン・ホーク演じるジェシーと、ジュリー・デルピー演じるセリーヌ。

 1作目では出逢い、2作目では再会を描いた作品であったが、本作では、二人はセリーヌの二人の娘と一緒にパリで暮らしているという設定。

 しかし、作品の舞台となるのは家族で休暇を過ごすギリシャ。
 そこで繰り広げられる二人の会話で紡がれるラヴ・ロマンス。

 前2作もほぼ二人の会話で展開される会話劇であったが、運命的とも言える出逢いや再会を描いており、そこには恋の予感を感じさせるロマンティックなムードもあり、何かしら期待させる内容だった。

 本作に関しては、二人で暮らしている中で、お互いに対する苛立ちや不安を露わにしているような会話となっており、共感できるところもあるのだが、ちょっと痛々しい気分にもなってしまうかな。

 おそらく、ほぼ自分と同年代と思われる二人の恋の記録を観ているような感じで、同じようなときめきや諦めを感じる。

 本作で二人が戦わす会話の内容は、ロマンティックなものとは程遠く、一緒に暮らすことになった二人の感情が露わになっており、結構現実的な問題を議論している。

 ジェシーは、別れた妻と暮らす息子のハンクのことが気がかりで、セリーヌに一緒にハンクが住むシカゴへ引っ越さないかと提案したことからセリーヌが激怒し、やがて二人の間に険悪なムードが漂い始める。

 二人が交わす会話の内容に、答えは見つからないような感じで、果たしてこの会話劇の結末はどうなるのだろう、もしかすると哀しい結末ではないだろうか、と思ってしまう。

 
 前2作からすると、ちょっと現実的な話でもあり、答えを見出せないような話だった感じもあり、ロマンティックなものとは程遠い感じである。

 ただ、この二人に、彼らがヴァカンスで過ごす家の友人たちの会話に関しては、ちょっと胸に刺さるものがあったな。
 会話劇というと、ちょっと退屈感も漂うものだが、本作はこれまでの積み重ねもあって、惹き込まれるものがあったな。

/5

監督:リチャード・リンクレイター
出演:イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー、シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック
    ジェニファー・プライアー、シャーロット・プライアー、ウォルター・ラサリー、ゼニア・カロゲロプールー
    アリアーヌ・ラベド、ヤニ・パパドプロ、アティナ・レイチェル・ツァンガリ、パノス・コロニス
於:ヒューマントラストシネマ有楽町

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ビフォア・ミッドナイト
すっかり中年になったジェシーとセリーヌ 公式サイト http://beforemidnight-jp.com 「恋人たちの距離(ディスタンス)」「ビフォア・サンセット」に続く3作目製作・監督・脚本:  ...続きを見る
風に吹かれて
2014/07/22 15:03

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